ユキノシタエキス 効果と美白作用

ユキノシタエキス 効果と美白作用

ユキノシタエキス効果

高濃度ユキノシタエキスは夜だけ使うと効果半減です


この記事の3つのポイント
🌿
和漢生薬の唯一の力

ユキノシタエキスは和漢生薬で唯一、紫外線によるDNA障害の修復を促進する効果を持つ成分です

多機能な美容効果

美白、抗炎症、抗アレルギー、保湿、角質ケアなど幅広いスキンケア効果を一つの成分で実現します

🛡️
肌バリアをサポート

セラミド合成促進やヒスタミン遊離抑制により、敏感肌やアトピー性皮膚炎のケアにも期待できます


ユキノシタエキスの美白と抗酸化効果


ユキノシタエキスは、チロシナーゼという酵素の働きを阻害することで、シミやそばかすの原因となるメラニンの過剰生成を抑える美白効果を持っています。研究では、ユキノシタエキスを配合したクリームを2ヶ月間使用したところ、被験者の80%以上に色素沈着の改善が見られたという結果が報告されています。


この美白効果の秘密は、ユキノシタに含まれるアルブチンという成分にあります。アルブチンは、ハイドロキノンとD-グルコース(ブドウ糖)が結合した化合物で、メラニンを作り出すチロシナーゼの活性を82.8%も阻害することが明らかになっています。


つまり、シミの元を作らせないということですね。


さらに注目すべきは、ユキノシタエキスが持つ抗酸化作用です。紫外線を浴びると、皮膚では活性酸素が発生し、細胞を傷つけたり老化を促進したりします。ユキノシタに含まれるタンニンには、この活性酸素を除去する力があり、過酸化脂質の生成を抑制することで肌の老化を防ぎます。


実は、紫外線によって受けた肌のダメージは、日焼けした当日だけでなく数日後にも影響が続きます。そこで活躍するのがユキノシタエキスのDNA修復促進作用です。和漢生薬で唯一この作用が確認されている成分として、紫外線ダメージを受けた後の肌ケアに大きな可能性を秘めています。


美白ケアを考えている方は、朝のスキンケアでユキノシタエキス配合の化粧水や美容液を取り入れると効果的です。日焼け止めと併用することで、予防と修復の両面から肌を守ることができます。


ユキノシタエキスの科学的データについて詳しく解説している化粧品成分オンラインの記事


ユキノシタエキスの抗炎症とニキビへの働き

ニキビや肌荒れに悩む方にとって、ユキノシタエキスは心強い味方となります。2021年に丸善製薬が発表した研究では、ユキノシタエキスがアクネ菌などを認識するセンサーの役割を担う「TLR2」の過剰な発現を起点とする炎症反応を抑制する作用を持つことが明らかになりました。


炎症を起こした赤ニキビは、いわば火事で火が燃えさかっている状態です。ユキノシタエキスは、この炎を抑える消火器のような役割を果たします。DNAマイクロアレイ解析という先進的な手法を用いた研究では、70種類もの炎症応答分子の発現を抑制することが確認されており、広範な抗炎症作用を持つことが証明されています。


特に注目すべきは、ユキノシタエキスが持つ好中球エラスターゼ活性阻害作用です。好中球エラスターゼは、紫外線曝露後の真皮で引き起こされる炎症反応により放出されるタンパク質分解酵素で、コラーゲンやエラスチンといった肌のハリや弾力を支える重要な成分を分解してしまいます。


つまり肌の老化を促進するのです。


ユキノシタエキスはこの酵素の働きを抑えることで、炎症による肌ダメージを軽減し、同時に抗老化効果も発揮します。


結論は二重の効果ということです。


ニキビができやすく炎症が気になる場合は、洗顔後の肌にユキノシタエキス配合の化粧水を優しくなじませることから始めてみましょう。高濃度配合の美容液やスポットローションも市販されており、気になる部分に集中的にケアすることができます。


ユキノシタエキスの抗炎症メカニズムを解明した丸善製薬のプレスリリース


ユキノシタエキスの保湿とセラミド合成促進

肌の保湿において重要な役割を果たすセラミドは、加齢とともに減少し、乾燥肌や敏感肌の原因となります。ユキノシタエキスには、このセラミドの合成を促進する効果があることが研究で明らかになっています。


セラミドは、肌の角質層で細胞と細胞の間を埋めるように存在し、水分を保持しながら外部刺激から肌を守るバリア機能を担っています。つまり、セラミドが不足すると肌の水分が蒸発しやすくなり、同時に外部からの刺激にも弱くなってしまうのです。東京ドーム1個分ほどの広さがある全身の皮膚を守るには、十分なセラミドが必要です。


ユキノシタエキスは、肌が自らセラミドを作り出す力をサポートします。外から補うのではなく、内側から生み出すことで、より持続的な保湿効果が期待できます。


これが基本です。


さらに、ユキノシタエキスには収れん作用(肌を引き締める働き)もあり、毛穴の開きが気になる方にもおすすめです。保湿力が高く、肌の水分保持能力を高めながら、同時にキメを整えてくれます。


乾燥が気になる季節や、エアコンで肌が乾燥しやすい環境にいる場合は、セラミド配合の保湿クリームと併せてユキノシタエキス配合の化粧水を使用すると相乗効果が得られます。朝晩のスキンケアで丁寧に肌に浸透させることで、バリア機能が整っていきます。


ユキノシタエキスの抗アレルギー作用と敏感肌ケア

アトピー性皮膚炎や敏感肌に悩む方にとって、ユキノシタエキスは注目すべき成分です。1998年にノエビアが行った臨床試験では、アトピー性皮膚炎を有する21名の女性患者に0.5%ユキノシタエキス配合軟膏を2週間使用してもらったところ、90%以上の方に症状の改善または軽減が見られました。


この効果の鍵を握るのが、ヒスタミン遊離抑制作用です。アレルギー反応が起こると、肥満細胞からヒスタミンという物質が放出され、これが血管透過性を高めて浮腫を起こしたり、炎症を引き起こしたりします。ユキノシタエキスは、このヒスタミンの放出を64.7%も抑制することが確認されています。


即時型アレルギー反応は、15-20分で最大の発赤と膨疹(ぼうしん:蕁麻疹のような盛り上がり)を特徴としますが、ユキノシタエキスはこの反応そのものを根本から抑える働きがあります。


意外ですね。


さらに、ユキノシタエキスに含まれるフラボノイドやタンニンといった成分には抗酸化作用もあり、肌のバリア機能を改善する効果も期待できます。バリア機能が整うと、外部刺激に対する抵抗力が高まり、肌荒れしにくい健やかな状態を保てます。


敏感肌で新しい化粧品を試すのが不安な場合は、まずはパッチテストを行うことをおすすめします。腕の内側などに少量塗布して24時間様子を見て、問題がなければ顔に使用しましょう。低刺激性の化粧品にユキノシタエキスが配合されているものを選ぶと安心です。


ユキノシタエキスのDNA修復と紫外線ダメージケア

紫外線によるDNA障害の修復を促進する作用は、ユキノシタエキスの最も特徴的な効能の一つです。日焼け後のケアとしてだけでなく、長期的な光老化予防においても重要な役割を果たします。


紫外線を浴びると、皮膚細胞のDNAに傷がつき、これが蓄積すると細胞の機能低下や老化、最悪の場合は皮膚がんのリスクにもつながります。通常、人間の体にはDNAの傷を修復する機能が備わっていますが、加齢や過度な紫外線曝露によってこの修復能力は低下していきます。


ユキノシタエキスは、この修復プロセスを促進することで、紫外線によって変異したDNAを元に戻す手助けをします。現在のところ、数多くの植物エキスの中でこのDNA修復促進作用が確認されているのはユキノシタのみとされています。


唯一の存在です。


また、ユキノシタエキスは過酸化脂質の生成を抑制する効果も持っています。過酸化脂質は、紫外線によって皮脂が酸化されてできる物質で、肌の老化を進める原因の一つです。この生成を抑えることで、シミ、しわ、たるみといった光老化の症状を予防できます。


日焼けしてしまった日は、できるだけ早くユキノシタエキス配合の化粧水やアフターサンケア製品で肌を整えることが大切です。紫外線を浴びた直後のDNA修復力が、その後の肌の状態を左右します。日中の外出前だけでなく、帰宅後のケアにも取り入れることで、ダメージの蓄積を最小限に抑えることができます。


日焼け止めと併用すれば、予防と修復の両面から紫外線対策が完成します。


ユキノシタエキスの角質ケアと肌のターンオーバー促進

ユキノシタエキスには、コルネオデスモソームという角質細胞同士をつなぐタンパク質の分解を促進する作用があります。これにより、古い角質が自然に剥がれ落ちやすくなり、肌のターンオーバーが正常化されます。


コルネオデスモソームは、角質層で細胞同士を接着する役割を持っていますが、通常は酵素によって適切なタイミングで分解され、垢として排出されます。しかし、加齢やストレス、紫外線ダメージなどによってこの分解プロセスが滞ると、古い角質が肌表面に蓄積し、くすみやざらつき、毛穴詰まりの原因となります。


研究では、ユキノシタエキス(熱水抽出)配合クリームを塗布した部位では、未配合クリームと比較して明らかな角層の剥離促進が確認されました。特に熱水抽出したエキスは、この効果が非常に高いことが明らかになっています。


これは使えそうです。


ただし、角質ケアというと「ピーリング」をイメージして刺激が強いのではと心配される方もいるかもしれません。ユキノシタエキスによる角質剥離は、肌本来の自然な代謝を促進するマイルドな作用であり、物理的に削り取るピーリングとは異なります。お肌を傷めることなく、再生力を高める力を持っているのです。


肌のターンオーバーは通常28日周期とされていますが、加齢とともに40日以上かかることもあります。ユキノシタエキス配合の化粧品を継続的に使用することで、このサイクルが正常化され、透明感のある明るい肌を維持しやすくなります。


くすみが気になる場合は、週に2-3回、ユキノシタエキス配合の洗顔料や拭き取り化粧水を取り入れることで、穏やかに角質ケアができます。


毎日の基礎化粧品として使うのも効果的です。


ユキノシタエキス配合化粧品の選び方と使用上の注意点

ユキノシタエキスは、化粧水、美容液、クリーム、日焼け止め、洗顔料など、さまざまなタイプの化粧品に配合されています。自分の肌悩みや使用目的に合わせて選ぶことが重要です。


美白効果を重視する場合は、ユキノシタエキスの配合濃度が高い美容液やスポットケア製品がおすすめです。市販品では5%程度配合されているものもあり、シミやそばかすが気になる部分に集中的に使用できます。化粧品の成分表示は配合量の多い順に記載されているため、ユキノシタエキスが上位に記載されているものを選ぶと良いでしょう。


抗炎症や敏感肌ケアを目的とする場合は、低刺激性をうたった製品で、パラベンや合成香料、着色料などが無添加のものを選ぶことをおすすめします。ユキノシタエキスと相性の良いグリチルリチン酸ジカリウムやアラントインなどの抗炎症成分が一緒に配合されているものも効果的です。


紫外線ダメージケアには、朝は日焼け止めと併用し、夜はユキノシタエキス配合の化粧水や美容液でしっかりケアするという使い分けが理想的です。DNA修復促進作用を最大限に活かすためには、紫外線を浴びた当日のケアが特に重要になります。


使用方法としては、洗顔後の清潔な肌に、適量を手のひらに取り、顔全体に優しくなじませます。化粧水の場合は、手のひらで温めてから肌に押し込むようにするとより浸透しやすくなります。美容液は、気になる部分に重ね付けするのも効果的です。


手作り化粧品にユキノシタエキスの原液を使用する場合は、1-5%の濃度で水や精製水で希釈して使用します。高濃度で使うと刺激を感じる場合があるため、最初は低濃度から試し、肌の様子を見ながら濃度を調整することが大切です。開封後は冷暗所で保管し、1-2ヶ月以内に使い切るようにしましょう。


ユキノシタエキスは比較的安全性の高い成分ですが、植物由来成分にアレルギーがある方や敏感肌の方は、使用前にパッチテストを行うことをおすすめします。万が一、赤みやかゆみなどの異常を感じた場合は、すぐに使用を中止してください。


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