亜鉛酵母サプリの選び方と美容効果

亜鉛酵母サプリの選び方と美容効果

亜鉛酵母サプリの効果と選び方

1日15mgの亜鉛サプリで銅欠乏症になる人がいる


この記事の3つのポイント
💊
亜鉛酵母は吸収率23%アップ

通常の亜鉛より体内への吸収効率が高く、美容効果を実感しやすい成分です

美肌・美髪をサポート

コラーゲン生成や細胞の新陳代謝を促進し、肌荒れやニキビの改善効果が期待できます

⚠️
適切な摂取量を守る

過剰摂取は銅欠乏症や貧血を引き起こすリスクがあるため、1日の上限量を守ることが重要です


亜鉛酵母サプリの吸収率と体内での働き


亜鉛酵母とは、パン酵母などの酵母菌に亜鉛を取り込ませた成分です。通常の亜鉛化合物と比較して、体内での吸収率が約22〜23%も高いことが研究で明らかになっています。これは、亜鉛が酵母のタンパク質と結合することで、自然な食品に近い形になり、腸での吸収がスムーズになるためです。


一般的に、食品から摂取する亜鉛の吸収率は約30%程度しかありません。つまり、摂取した亜鉛の70%は体外に排出されてしまうということです。この吸収率の低さが、亜鉛不足を招きやすい要因の一つとなっています。


亜鉛酵母サプリを選ぶことで、この吸収率の問題を大きく改善できます。


体内に入った亜鉛は、数百種類もの酵素の構成成分として働きます。特に美容面では、皮膚や髪の主成分であるケラチンというタンパク質の合成に深く関わっています。亜鉛が十分にあることで、肌のターンオーバー(新陳代謝)が正常に保たれ、古い角質が適切に排出されて新しい肌細胞が生まれ変わります。


さらに亜鉛は、コラーゲンの生成にも欠かせない栄養素です。コラーゲンは肌の弾力やハリを保つために重要な成分で、亜鉛が不足するとコラーゲンの合成がうまくいかず、肌のたるみやシワの原因になります。美容を気にする方にとって、亜鉛は見逃せない栄養素なのです。


亜鉛酵母の吸収性と美肌効果について詳しい情報


亜鉛酵母サプリが美容にもたらす具体的な効果

亜鉛酵母サプリを継続的に摂取することで、さまざまな美容効果が期待できます。最も実感しやすいのが、肌荒れやニキビの改善です。亜鉛には「抗炎症タンパク質」を生成する働きがあり、肌の炎症を抑える効果があります。


ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を抑え、皮脂の分泌を適切にコントロールすることで、肌の状態が安定しやすくなります。


亜鉛が不足すると肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなります。乾燥やかゆみ、赤みといった肌トラブルが起こりやすくなるのです。亜鉛をしっかり補給することで、肌のバリア機能が正常に働き、健やかな肌を保つことができます。


髪の健康維持にも亜鉛は重要な役割を果たします。髪の主成分であるケラチンの合成には亜鉛が必要不可欠で、亜鉛が不足すると髪が細くなったり、抜け毛が増えたりする可能性があります。重度の亜鉛欠乏症患者の約75.9%に脱毛が見られ、亜鉛補給によって91.4%で改善効果が報告されています。


美髪を目指すなら、亜鉛は必須です。


また、亜鉛は味覚を正常に保つ働きもあります。舌の表面にある味蕾という味を感じる細胞の新陳代謝には亜鉛が関わっており、亜鉛不足になると味覚障害を引き起こすことがあります。食事を美味しく感じられなくなると、栄養バランスが崩れ、結果的に肌や髪の健康にも悪影響を及ぼします。


亜鉛は免疫細胞の働きを高める効果もあるため、風邪をひきにくくなったり、体調を崩しにくくなったりする効果も期待できます。


健康な体があってこそ、美容も輝くものです。


亜鉛酵母サプリの1日の適切な摂取量と上限

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準」によると、成人女性の亜鉛推奨量は1日あたり7.5〜8.0mgです。年齢によって若干異なり、18〜29歳の女性は7.5mg、30〜64歳の女性は8.0mg、65〜74歳の女性は7.5mg、75歳以上の女性は7.0mgとなっています。


妊娠中や授乳中の女性は、通常よりも2〜3mg多く亜鉛が必要です。


一方で、亜鉛の1日の上限摂取量は成人女性で30〜35mgと設定されています。この上限を大きく超える量を継続的に摂取すると、さまざまな健康被害のリスクが高まります。


特に注意が必要なのが、銅欠乏症です。


亜鉛を過剰に摂取すると、腸での銅の吸収が阻害されてしまいます。銅も体にとって重要なミネラルで、赤血球の形成や骨の健康維持に関わっています。銅が不足すると、貧血、骨異常、毛髪異常、白血球減少、神経系の異常などが起こる可能性があります。


実際に、血清亜鉛値が200μg/dl以上になると銅欠乏症のリスクが高まるとされていますが、症例報告では100μg/dl以下でも銅欠乏性貧血に至ったケースがあります。これが記事冒頭で述べた「1日15mgの亜鉛サプリで銅欠乏症になる人がいる」という事実です。


つまり、適量でも長期間の摂取には注意が必要ということですね。


亜鉛サプリを選ぶ際は、銅も一緒に配合されているものを選ぶと安心です。亜鉛と銅をバランスよく摂取することで、銅欠乏症のリスクを軽減できます。また、サプリメントだけに頼らず、食事からもバランスよく栄養を摂ることが大切です。


亜鉛の適切な摂取量と過剰摂取のリスクについて


亜鉛酵母サプリの効果的な飲み方とタイミング

亜鉛酵母サプリの効果を最大限に引き出すには、飲むタイミングが重要です。世界的に有名なアメリカのメイヨークリニックによると、亜鉛サプリは食事の1時間前、もしくは食後2時間後が最も効果的であると報告されています。


空腹時の方が吸収率が高いのです。


ただし、空腹時に亜鉛サプリを飲むと、胃が不快になったり吐き気を感じたりする方もいます。その場合は無理をせず、食後に飲むようにしましょう。食後に飲む場合でも、食事に含まれる動物性タンパク質やビタミンCが亜鉛の吸収を促進してくれるため、十分に効果が期待できます。


亜鉛の血中濃度が高くなるのは経口摂取後3時間以内なので、血中濃度をある程度保つためには一気に飲むのではなく、朝・昼・夜など数回に分けてバランスよく摂るのがおすすめです。1日3粒程度を摂取する亜鉛サプリなら、朝昼晩に1粒ずつ飲むと効果的です。


1日1粒タイプの場合は、夜に飲むのが良いでしょう。


夜は亜鉛の吸収率が高まりやすい時間帯で、就寝中に成長ホルモンが分泌されて細胞の修復や再生が活発になります。このタイミングで亜鉛が体内にあることで、肌や髪の再生がスムーズに進みます。


亜鉛の吸収を高める工夫として、ビタミンCやクエン酸と一緒に摂取するのも効果的です。ビタミンCやクエン酸は、亜鉛を水に溶けやすい形に変える「キレート作用」を持っており、腸での吸収を助けてくれます。レモンやオレンジなどの柑橘類、梅干し、お酢などと一緒に摂ると良いでしょう。


反対に、亜鉛の吸収を妨げる食品もあります。穀類や豆類に多く含まれるフィチン酸、カルシウム、食物繊維、コーヒーや紅茶に含まれるタンニンなどは、亜鉛の吸収を阻害する要因となります。亜鉛サプリを飲む前後は、これらの食品を大量に摂らないよう注意しましょう。


亜鉛酵母サプリの選び方と注意すべきポイント

亜鉛酵母サプリを選ぶ際は、いくつかの重要なポイントがあります。


まず最も大切なのが、亜鉛の「形態」です。


サプリメントに使われる亜鉛には、グルコン酸亜鉛、酵母亜鉛、ピコリン酸亜鉛、酸化亜鉛など、さまざまな種類があります。


その中でも吸収率が高いのが「酵母亜鉛」と「グルコン酸亜鉛」です。


酵母亜鉛は前述の通り、グルコン酸亜鉛と比較して腸での吸収率が約22%高いというデータがあります。グルコン酸亜鉛も医薬品で使用される実績のある形態で、吸収率は約61%と高く、胃への負担も比較的少ないとされています。一方、酸化亜鉛は安価ですが吸収率が約50%と低めです。


コストパフォーマンスも考慮すべきですが、美容効果を求めるなら吸収率の高い酵母亜鉛を選ぶのが賢明です。


次に確認すべきは、亜鉛の含有量です。1粒あたりまたは1日分あたりに何mgの亜鉛が含まれているかをチェックしましょう。女性の推奨量は1日7.5〜8.0mgですが、食事からも亜鉛を摂取することを考えると、サプリメントでは1日10〜15mg程度を目安にするのが適切です。


含有量が多すぎるサプリには注意が必要です。


海外製のサプリメントの中には、1粒で30〜50mgもの亜鉛が含まれているものがあります。これらは日本の推奨量よりかなり多いため、毎日飲むと過剰摂取になるリスクがあります。特に、前述した銅欠乏症のリスクを考えると、適量を守ることが重要です。


添加物の少なさも選ぶ際のポイントです。香料、着色料、保存料などの不要な添加物が含まれていないシンプルな製品を選びましょう。また、製造工場がGMP認定を受けているかどうかも品質の指標になります。GMP認定とは、医薬品の製造管理基準に準じた品質管理がなされていることを示すものです。


サプリメントは毎日飲み続けるものなので、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。


銅やその他のミネラル、ビタミンが一緒に配合されているかも確認しましょう。前述の通り、亜鉛と銅をバランスよく摂取することで銅欠乏症のリスクを軽減できます。また、ビタミンB2は亜鉛の吸収を高める働きがあるため、一緒に配合されていると効果的です。


総合的に栄養バランスを考えた製品を選ぶと良いですね。


価格も続けやすさに影響します。サプリメントは少なくとも数週間から数か月続けることで効果を実感できるものです。高価すぎて続けられないよりは、適正価格で長く続けられる製品を選びましょう。ただし、あまりにも安すぎる製品は品質に問題がある可能性もあるため、価格と品質のバランスを見極めることが重要です。


亜鉛酵母サプリと他のサプリメントの飲み合わせ

亜鉛酵母サプリを飲む際、他のサプリメントとの飲み合わせにも注意が必要です。ミネラルは互いに吸収を競合することがあり、特定の組み合わせでは効果が減少したり、健康被害が起こったりする可能性があります。


注意が必要な組み合わせを理解しておくことが大切です。


まず、カルシウムサプリメントとの併用には注意が必要です。カルシウムも亜鉛と同じミネラルの一種で、同時に大量に摂取するとお互いの吸収を競合してしまい、吸収率が下がることがあります。特に、高用量のカルシウムサプリメントを利用している場合は、亜鉛サプリメントとは時間をずらして飲むのが理想的です。


例えば、朝にカルシウム、夜に亜鉛というように分けると良いでしょう。


鉄サプリメントとの併用も同様の理由で注意が必要です。鉄と亜鉛は同じ吸収経路を使うため、同時に摂取すると競合が起こります。ただし、鉄欠乏性貧血の治療で鉄剤を処方されている場合は、医師の指示に従って服用することが最優先です。


亜鉛サプリを追加する際は、医師や薬剤師に相談しましょう。


一方で、相性の良い組み合わせもあります。ビタミンCサプリやクエン酸サプリは、亜鉛の吸収を促進してくれるため、一緒に飲むと効果的です。また、ビタミンAは亜鉛とともに皮膚や粘膜の再生効果があるので、一緒に摂ると相乗効果が期待できます。


美容目的でビタミンサプリを飲んでいる方は、組み合わせを工夫すると良いですね。


銅を含むマルチミネラルサプリメントとの併用は、むしろ推奨されます。前述の通り、亜鉛の過剰摂取による銅欠乏症のリスクを軽減できるためです。理論上、銅の摂取で亜鉛の吸収量が減ることはないとされており、両方をバランスよく摂取することが健康維持に有効です。


処方薬を服用している場合は、特に注意が必要です。亜鉛は一部の抗生物質や利尿剤、骨粗しょう症治療薬などと相互作用を起こすことがあります。定期的に薬を飲んでいる方は、亜鉛サプリを始める前に必ず医師や薬剤師に相談してください。


自己判断で組み合わせるのは避けましょう。


サプリメントは栄養補助食品であり、あくまで食事を補うものです。サプリメントだけに頼るのではなく、バランスの取れた食事を基本として、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うという考え方が大切です。亜鉛を多く含む食品として、牡蠣、レバー、牛肉、卵、チーズ、ナッツ類などがあります。


これらの食品を日々の食事に取り入れることで、サプリメントの量を減らすこともできます。食事とサプリメントを上手に組み合わせて、健やかな美しさを目指しましょう。


厚生労働省eJIMによる亜鉛の詳細情報と医療専門家向けのガイド




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