ヤマブシタケエキスで肌ハリと美容の底上げ

ヤマブシタケエキスで肌ハリと美容の底上げ

ヤマブシタケエキスで美容と肌ケアを徹底攻略

美容成分を毎日塗り重ねるほど、肌がかえって荒れやすくなる。


この記事でわかること
🍄
ヤマブシタケエキスの美容成分の正体

ヘリセノン・βグルカン・エリナシンなど、肌ハリや保湿に関わる成分の働きをわかりやすく解説します。

スキンケアとサプリ、どちらで使う?

外用(化粧品)と内側からのアプローチ(サプリ・食事)のそれぞれの特徴と使い分けのポイントを紹介します。

⚠️
注意点と正しい取り入れ方

摂りすぎによるリスクや、アレルギー・医薬品との相互作用など、安全に使うための知識をまとめています。


ヤマブシタケエキスに含まれる美容成分ヘリセノンとβグルカンの正体


ヤマブシタケは、ブナなどの広葉樹に自生するキノコで、白くふわふわした見た目が特徴的です。正式名称は「Hericium erinaceum(ヘリシウム・エリナセウム)」といい、英語では「Lion's Mane(ライオンズメイン)」と呼ばれています。その名の通り、白いたてがみのような見た目が印象的なキノコです。


美容に関心がある方が注目すべきは、ヤマブシタケに含まれる「ヘリセノン」と「βグルカン」という2つの成分です。ヘリセノンはヤマブシタケ固有の成分で、神経成長因子(NGF:Nerve Growth Factor)の合成を促進する働きがあります。1991年に日本で初めて発見されたこの成分は、もともと脳・神経への作用で注目されてきましたが、近年では皮膚の線維芽細胞(コラーゲンをつくる細胞)にも関わることがわかってきました。つまり、脳だけでなく肌にも働きかける可能性がある成分なのです。


βグルカンはキノコ類に幅広く含まれる多糖類の一種で、ヤマブシタケには「β-Dグルカン」が豊富です。皮膚科学の分野では、βグルカンはヒアルロン酸に匹敵するほどの保湿力を持つとも言われており、アメリカの化粧品化学者ジンジャー・キング氏も「キノコのエキスはヒアルロン酸や抗酸化物質などに勝るとも劣らない」と評価しています。これは使えそうです。


さらにヤマブシタケには、エリナシン、ビタミンB1・B6・B12、鉄・亜鉛・カリウムなどのミネラル類、アミノ酸も含まれています。ビタミンB群は肌のターンオーバーに直接関わる栄養素で、不足すると肌荒れや毛穴の詰まりにつながりやすくなります。成分の多様性という意味では、ヤマブシタケは美容目的でも非常にバランスの取れた素材といえるでしょう。


参考:ヤマブシタケエキスの化粧品成分としての詳細情報(化粧品成分オンライン)
Cosmetic-Info.jp | ヤマブシタケエキス(化粧品成分)


ヤマブシタケエキスがコラーゲン産生を促す仕組みと肌ハリへの影響

美容に関心がある方が最も気になる「肌のハリ」。その鍵を握るのがコラーゲンです。コラーゲンは皮膚の真皮層に存在し、肌の弾力や保湿性を保つ土台となっています。年齢を重ねるにつれて減少し、25歳ごろから産生量が落ち始め、40代では20代の約半分程度まで低下するとも言われています。


ヤマブシタケ抽出物を培養した線維芽細胞(コラーゲンを産生する皮膚の細胞)に作用させると、コラーゲンの前駆体(プロコラーゲン)が増加するという研究報告があります。これは岡山大学の研究者・斎藤将樹氏らによる研究で確認されており、ヤマブシタケが肌の内側からコラーゲン産生をサポートできる可能性を示しています。コラーゲン産生へのアプローチということですね。


アメリカの認定美容皮膚科医デンディ・エンゲルマン医学博士も「ヤマブシタケはコラーゲンとエラスチンの産生を促進する作用がある」と述べています。エラスチンはコラーゲンと並ぶ肌のハリ・弾力を支えるタンパク質です。


また、ヤマブシタケに含まれるエリタデニンという成分には血流を改善する作用があり、肌細胞への酸素・栄養の供給を促進すると考えられています。血流が良くなることで、せっかく産生されたコラーゲンが肌全体に届きやすくなるというわけです。肌のハリを支える仕組みは、単一の成分ではなく複数の働きが組み合わさっているということが基本です。


コラーゲン関連の製品を選ぶ際には、「コラーゲンを直接配合した化粧品」と「コラーゲンの産生を促進する成分を含むもの」を区別して考えることが大切です。コラーゲン分子は肌から直接吸収されるには大きすぎるため、外側から塗るよりも、産生を促進するアプローチのほうが理にかなっています。ヤマブシタケエキスは、後者のアプローチを取る成分として注目されているわけです。


参考:ヤマブシタケによる美肌効果に関する研究(学術研究データベース)


ヤマブシタケエキスの保湿・抗酸化・抗炎症作用で肌荒れを防ぐ仕組み

肌荒れや赤みが気になるとき、スキンケア製品を増やしてしまいがちです。しかし根本的な原因が「肌バリア機能の低下」や「慢性的な炎症」にある場合、成分の多さよりも、バリアをサポートし炎症を抑える成分選びのほうが重要になってきます。


ヤマブシタケエキスは、保湿・抗酸化・抗炎症の3つの作用を同時に持つ成分として評価が高まっています。ある研究では、マイタケ・霊芝・ヤマブシタケの3種類のキノコエキスをシャワージェルに配合したところ、経表皮水分蒸散量(TEWL:肌から蒸発する水分量の指標)が有意に低下したことが確認されました。TEWLが下がるということは、肌が水分を保ちやすくなっているということです。乾燥に悩む方には特に関係が深いデータです。


抗酸化作用については、ヤマブシタケに含まれるヘリセノンが「活性酸素(フリーラジカル)」を除去する働きを持ちます。活性酸素は紫外線や大気汚染、ストレスによって体内で増加し、肌細胞を傷つけてシワ・たるみ・くすみを引き起こします。チャーガキノコがアサイやブルーベリーを上回る抗酸化力を持つとされるように、キノコ類全般が抗酸化の観点でも注目されています。ヤマブシタケも例外ではありません。


抗炎症作用に関しては、ヤマブシタケは「アダプトゲン」としての性質も持っています。アダプトゲンとは、ストレスに対して体が適応するのを助ける天然素材のことで、皮膚の炎症・赤み・アトピーなどの症状緩和にも可能性があると報告されています。赤みが出やすい敏感肌の方にとっては、抗炎症作用を持つ成分を選ぶことがケアの近道になります。


参考:医師解説 ― キノコエキスが美容成分として注目される理由(ウィメンズヘルス)
Women's Health Japan | 今「キノコエキス」が美容成分として大注目される理由を医師が解説


ヤマブシタケエキスと腸内環境の関係 ― 腸活が肌ハリを支える独自メカニズム

「腸と肌は関係ない」と思っている方も多いかもしれませんが、医学の世界では「腸皮膚相関(Gut-Skin Axis)」という概念が確立されています。腸内環境が乱れると、腸のバリア機能が低下し、有害物質が血中に侵入して全身に炎症を起こしやすくなります。その炎症が肌に出ると、ニキビ・吹き出物・くすみ・乾燥といったトラブルとして現れるのです。つまり腸が整えば、肌も整いやすくなるということです。


ここで注目したいのが、ヤマブシタケに豊富に含まれる食物繊維とβグルカンです。食物繊維は腸内の善玉菌のエサになり、腸内フローラを整えるプレバイオティクスとして機能します。健康な腸内環境は短鎖脂肪酸を生み出し、腸のバリアを強化することで全身の炎症を抑制します。これが美肌につながるというわけです。


さらに、腸内環境を整えることでビタミン類の吸収効率も上がります。いくら外側からスキンケアをしていても、腸が栄養を吸収できていなければ肌に届く栄養素が不足してしまいます。ヤマブシタケの食物繊維は、このような「内側からの美容サポート」の土台を整える役割を持っているのです。


市場ではヤマブシタケエキスを配合したサプリメントが「腸活×美容」を両立する製品として展開されています。食事でヤマブシタケを取り入れる際には、バター醤油炒めや味噌汁の具材としてシンプルに調理するのがおすすめです。


参考:腸活と美肌の深い関係(美的)
美的 | 腸活について徹底解説!知っておきたい最新メソッドや正しい方法


ヤマブシタケエキスをスキンケアとサプリで取り入れる方法と選び方

ヤマブシタケエキスを美容に活用する方法は、大きく分けて「外用(化粧品)」と「内服(サプリメント・食事)」の2つです。それぞれの特徴を理解した上で、自分の悩みに合った取り入れ方を選ぶことが重要です。


外用(スキンケア)での活用


化粧品成分としてのヤマブシタケエキスは、美容液・クリーム・ローションに配合されることが多く、保湿・ハリケア・エイジングケアを目的とした製品で使われています。日本のラグジュアリーブランド「ITRIM(イトリン)」では、独自成分のヤマブシタケエキスを配合したフェイシャルクリーム(25g・税込33,000円)が販売されており、コラーゲン生成サポートを目的として設計されています。外用の場合、ビタミンCやレチノールなどの有効成分と組み合わせても刺激が出にくいという特徴があります。


内服(サプリメント・食事)での活用


サプリメントとしては、ヤマブシタケ抽出エキスを濃縮した「アミセノン」を含む製品が複数のメーカーから販売されています。1日の摂取目安は製品によって異なりますが、多くの製品では1〜6粒(もしくは1〜3g)程度が目安です。ホクトが販売する「ヤマブシタケ 記憶の素(1袋90包入り)」の場合、1日分3gあたりエネルギー約9.78kcalという低カロリーで手軽に継続できます。


選ぶ際のポイント 🌟


| 目的 | 向いているアプローチ |
|:---|:---|
| 肌のハリ・弾力を今すぐケア | 外用(スキンケア) |
| 腸内環境や体の内側から改善 | 内服(サプリ・食事) |
| 長期的なエイジングケア | 外用+内服の組み合わせ |


外用と内服を組み合わせるアプローチが、長期的なエイジングケアには最も理にかなっています。外側からのバリアサポートと内側からのコラーゲン産生促進を同時に行うことで、相乗効果が期待できます。両方が条件です。


参考:エイジングケアにヤマブシタケを活用するスキンケアブランドの解説(WWDジャパン)


ヤマブシタケエキスの副作用と注意点 ― 美容目的での安全な使い方

ヤマブシタケエキスは天然由来成分であるため、「自然のものだから安全」と判断して大量に摂取する方も少なくありません。しかし、自然由来でも注意が必要な点はあります。


現時点では、ヤマブシタケを摂取して重篤な副作用が起きた症例は報告されていません。ただし、豊富な食物繊維とβグルカンによって、摂りすぎるとお腹がゆるくなったり、下痢になったりする可能性があります。また、一部では胃痛・吐き気・軽度の皮膚発疹などの報告もあります。これらは一時的なもので、摂取をやめると改善するケースがほとんどです。


特に注意が必要な方


- 🤰 妊娠中・授乳中の方:肌バリアを通過して血中に入り込む成分の可能性があり、安全性の確認が不十分な成分も含まれるため、使用前に医師への相談が必須です。


- 💊 糖尿病治療薬を服用中の方:ヤマブシタケには血糖値に影響を及ぼす作用があるため、薬との相互作用に注意が必要です。


- 💊 抗凝固薬を服用中の方:出血リスクが高まる可能性があります。


- 🍄 キノコアレルギーのある方:皮膚のかゆみ・赤み・腫れが起きる場合があります。


「健康食品は食品と同じように安全」という認識は必ずしも正しくありません。健康食品は植物等からエキスを抽出・濃縮して利用するため、食品よりも成分濃度が高い場合があります。食品安全委員会の資料でも「エキスは10〜50倍程度に濃縮されるため、危険であるという認識を持つべき場合もある」と指摘されています。サプリメントは「食品」ですが、濃縮成分であることを忘れないことが大切です。


医薬品を服用している場合は、必ず医師や薬剤師に相談してから使い始めましょう。自己判断での使用は避けるのが原則です。


参考:ヤマブシタケの食べ方と副作用について(山年園)
山年園 | ヤマブシタケ(山伏茸)の食べ方と副作用




Force Factor, ヤマブシタケ、500mg、ベジカプセル60粒