

クロムの通常の吸収率は2%以下だけど酵母は10倍以上
クロム酵母に含まれるクロムという必須ミネラルは、血糖値をコントロールするホルモンであるインスリンの働きを正常に保つために欠かせない栄養素です。インスリンは膵臓から分泌され、食後に上昇した血糖値を適切に下げる役割を担っています。
クロムはこのインスリンの効果を増進させることで、体内でのブドウ糖の代謝を円滑にします。中国で実施された180人の糖尿病患者を対象とした研究では、ピコリン酸クロム投与により血糖コントロールが改善したという報告があります。また、別の研究では12週後にクロムを摂取したグループで体重、体格指数(BMI)、血糖値、インスリン抵抗性、拡張期血圧が有意に減少しました。
つまり血糖管理の改善です。
クロムが欠乏するとインスリンが正常に機能しなくなり、耐糖能異常を引き起こす可能性があります。耐糖能異常を持つ患者を対象とした15の対照試験のうち12の試験で、クロムの補給がブドウ糖消費の値を向上させたり、血中脂質プロフィールに有益な効果があることがわかっています。
血糖値が気になる段階で食生活を見直す際には、クロムを含む食品を意識的に取り入れることが有効です。あおさやひじきなどの海藻類、肉類、魚介類など幅広い食品にクロムは含まれていますが、より効率的に摂取したい場合はクロム酵母を配合したサプリメントを検討するのも選択肢の一つです。
メディエンス株式会社のクロム酵母製品情報
こちらのページでは、クロム酵母の成分規格や推奨量など、詳しい製品情報が確認できます。
クロムは糖代謝だけでなく、脂質代謝にも大きく関わっている必須ミネラルです。脂肪酸やコレステロールの合成を促進する働きによって、体内の脂質代謝を活発にします。これにより、動脈硬化や高血圧の予防効果も注目されています。
炭水化物や脂質の代謝へのクロムの働きは、ダイエット訴求でも多く引き合いがあります。実際にクロムは体内での糖の利用効率を向上させ、血糖値が高い時にはそれを下げ、低い時には上げるなどして血糖値を調節することができます。この調整機能により、無駄な糖分が脂肪として蓄積されるのを抑える効果が期待できます。
代謝促進が鍵ということですね。
高血糖症を持つ対象者群を対象とした研究では、クロム含有酵母の6ヶ月の摂取で明らかな有用性が認められ、血糖値調整が平均で57%の改善があり、空腹時血糖値の減少も見られました。これは単なる一時的な効果ではなく、継続的な摂取によって体質改善につながる可能性を示唆しています。
体重管理を目指す場合、クロム酵母の摂取に加えて、バランスの取れた食事と適度な運動を組み合わせることが重要です。特にクロムは糖分の過剰な摂取によって排出されやすくなるため、甘いものを控えめにする食生活の工夫と併せることで、より高い効果が期待できます。
日常的に体重や体脂肪率の変化を記録することで、自分の体の変化を客観的に把握できます。体重計アプリなどを活用して、継続的なモニタリングを行うのがおすすめです。
クロム酵母が通常のクロムよりも優れている最大の理由は、その吸収率の高さにあります。食品中に存在するクロムのほとんどは三価クロムで、その吸収率は0.5~2%ととても低く見積もられています。一方、ビール酵母に含まれるクロムは吸収率が10~25%といわれており、通常のクロムと比べて格段に体内利用効率が高いのです。
吸収率が10倍以上というわけです。
この違いはクロムの化学形態によって生じます。酵母に含まれるクロムは耐糖因子類似の低分子クロム複合体として存在しており、この形態が高い吸収率につながっています。メディエンスの「クロム酵母0.2%」は、パン酵母内にクロムを0.2%以上取り込ませており、生体内吸収率に優れています。
研究によると、クロムの摂取量と吸収率には負の関係があり、クロム摂取量が1日あたり10µgでは約2%、40µgを超えると0.5%の吸収率となるとの報告もあります。体内では吸収の調節が行われているため、少量を効率的に摂取することが望ましいということになります。
効果的な摂取のタイミングとしては、食後が推奨されます。ビタミンCを含む食品と一緒に摂取すると吸収率がさらに上がるため、柑橘類やキウイフルーツなどと組み合わせるのも良い方法です。逆に糖分の過剰な摂取はクロムの排出を招きやすくなるため注意が必要です。
毎日の食後に柑橘類を食べる習慣をつけると、ビタミンC摂取とクロム吸収の両方を意識した食生活が実現できます。
ら・べるびぃ予防医学研究所のクロム解説ページ
クロムの吸収率や体内での働きについて、科学的根拠に基づいた詳しい情報が掲載されています。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、18歳以上の成人におけるクロムの1日の目安量は10µgと設定されています。これはバランスのとれた食事から十分に摂取できるもので、通常の食生活を送っていれば不足が問題になることはありません。
必要量は意外と少量です。
クロムは幅広い食品に含まれていますが、特に多く含まれるのは海藻類です。あおさ素干しには100gあたり160µgものクロムが含まれており、圧倒的なトップです。その他、バジル粉末(47µg)、あおのり(39µg)、パセリ乾燥(38µg)など、香辛料や乾燥食品に多く含まれています。日常的に取り入れやすい食品としては、ほしひじき(240µg/kg)、豚肉(30µg/kg)、さんま(20µg/kg)などが挙げられます。
ただし、これらの乾燥食品は一度に100g食べることはほぼありません。あおさなら小さじ1杯が約2gなので、実際に摂取できるクロム量は3.2µg程度です。つまり、特定の食品だけに頼るのではなく、多様な食品を組み合わせることが大切です。
推定一日摂取量は日本では成人で46.6µg/日未満という報告があり、多くの日本人は必要量を満たしています。しかし食生活が偏っている場合や、糖分を多く摂取する生活を送っている場合は、クロムが不足する可能性があります。
クロム酵母を配合したサプリメントでは、クロムとして10µg~/日(原料として5.0mg~/日)が推奨量として示されています。サプリメントを利用する場合は、耐容上限量が1日500µgと設定されていることを念頭に置き、過剰摂取にならないよう注意しましょう。
食事記録アプリを使って、自分が普段どのくらいクロムを摂取できているかを把握すると、不足しがちな栄養素が見えてきます。
クロム酵母は血糖値管理やダイエット効果だけでなく、美容面でも注目される栄養素です。楽天市場のレビューでは、酵母エキスに亜鉛などのミネラルを配合したサプリメントを摂取し始めて2週間で肝斑が薄くなったという報告があります。これはクロムを含むミネラル酵母が肌の代謝に関与している可能性を示唆しています。
肌への影響も見逃せません。
クロムは体内で起こるあらゆる代謝に大きく関わっており、脂質代謝では脂肪酸やコレステロールの合成を促進する働きによって代謝を活発にします。この代謝促進作用は、肌のターンオーバーにも好影響を与えると考えられます。肌細胞の生まれ変わりが正常に行われることで、シミやくすみの改善にもつながる可能性があります。
また、クロムは血糖値を安定させることで糖化を防ぐ効果も期待できます。糖化とは体内の余分な糖がタンパク質と結びついて老化物質を作り出す現象で、肌のハリや弾力を失わせる原因の一つです。血糖値を適切にコントロールすることは、間接的に肌の老化防止につながるわけです。
血糖安定が美肌の基本です。
さらにクロムは血圧や血液中の脂質状態を改善する効果があり、全身の血流を良好に保つことにも貢献します。血流が改善されると肌への栄養供給がスムーズになり、健康的な肌色やツヤを保ちやすくなります。
美容目的でクロム酵母を取り入れる場合は、ビタミンCやビタミンEなど抗酸化作用のある栄養素と組み合わせることで、より総合的な美肌効果が期待できます。特にビタミンCはクロムの吸収率を高める働きもあるため、相乗効果が得られます。
日々のスキンケアに加えて、体の内側からのケアとしてクロム酵母を含むミネラルバランスの整った食生活を心がけることが、長期的な美肌維持の鍵となります。肌の状態を写真で記録しておくと、数週間後の変化が実感しやすくなります。
メディエンスのミネラル・ビタミン酵母シリーズの訴求ポイント
クロム酵母を含む各種ミネラル酵母の美容・健康効果について、製造メーカーの視点から解説されています。