

美白のためにビタミンCサプリを飲んでも、実は肌の奥まで届かないことがあります。
マキベリーは、南米チリのパタゴニア地方にのみ自生するホルトノキ科の植物の果実です。チリの先住民マプチェ族が古くから滋養強壮や解熱、抗炎症薬として利用してきた歴史があります。直径4~6mmほどの小さな濃紫色の実をつけ、見た目はブルーベリーに似ていますが、栄養価は圧倒的に高いのが特徴です。
マキベリーエキスは、この果実から有効成分を抽出し濃縮したものです。総アントシアニンとして35%以上を規格化した製品が多く、特にデルフィニジン配糖体を25%以上含む高品質なエキスが美容や健康食品の原料として使用されています。
つまりエキスタイプが最も濃縮されています。
現在、機能性表示食品の素材としても認められており、ドライアイ予防や抗酸化作用を訴求した製品が数多く開発されています。日本国内では、オリザ油化が開発した「MaquiBright®(マキブライト)」という標準化されたマキベリーエキスが広く使用され、臨床試験でもその効果が確認されています。この素材は、米国でも特許を取得しており、科学的根拠に基づいた機能性が評価されています。
パウダー状の製品は果実をそのままフリーズドライしたものが多く、サプリメントはエキスを錠剤やカプセルに加工したものです。エキスタイプは、有効成分が濃縮されているため、少量でも高い効果を期待できるのがメリットといえます。
マキベリーの最大の特徴は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンの含有量が果物の中でトップクラスであることです。具体的な数値で比較すると、ブルーベリーの約14倍、アサイーの約5倍ものポリフェノールを含んでいます。これは、パタゴニア地方の厳しい気候環境で育つため、紫外線や寒暖差から身を守るために高濃度のアントシアニンを蓄積したからだと考えられています。
さらに注目すべきは、マキベリーに含まれるアントシアニンの種類です。マキベリーには8種類の構造の異なるアントシアニンが含まれており、そのほとんどが「デルフィニジン系」と呼ばれる特に抗酸化力の強いタイプです。
デルフィニジンが全体の7割以上です。
ビルベリーエキスの場合、デルフィニジンは約12%程度しか含まれていないのに対し、マキベリーエキスでは25%以上、製品によっては35%以上含まれているものもあります。デルフィニジン系アントシアニンは、他のアントシアニンと比較して細胞保護作用や抗炎症作用が強く、目の健康や肌の老化防止に特に効果的だとされています。
抗酸化力を示す指標であるORAC値(活性酸素吸収能力値)で比較すると、マキベリーはアサイーの約1.7倍、ブルーベリーの約7倍にもなります。ORAC値とは、食品がどれだけ活性酸素を除去できるかを示す数値で、高いほど老化や病気の原因となる活性酸素を効率的に除去できることを意味します。例えるなら、赤ワインのグラス1杯分の抗酸化力を、マキベリーパウダーならティースプーン1杯程度で摂取できるイメージです。
このように、マキベリーエキスは量だけでなく質の面でも優れたアントシアニン源といえます。ポリフェノールを効率的に摂取したい方には、アサイーやブルーベリーよりもマキベリーエキスを選ぶことで、少量で高い効果が期待できるでしょう。
スマートフォンやパソコンを長時間使用する現代人にとって、ドライアイは深刻な悩みです。マキベリーエキスには、涙液の分泌を増やし、ドライアイの症状を改善する効果があることが複数の研究で確認されています。
オリザ油化と岐阜薬科大学の共同研究では、マウスを用いたストレス性ドライアイモデルで、マキベリーエキスを投与したグループは涙液分泌量の低下が大幅に抑制されることが明らかになりました。また、涙腺組織における活性酸素の生成も抑制され、涙を作り出す細胞が保護されることも確認されています。
結論は涙が増えるということです。
人を対象とした臨床試験でも効果が実証されています。パイロットスタディでは、ボランティアが毎日30mgまたは60mgのマキベリーエキスを摂取し、30日後に両グループとも目の潤いが改善しました。特に60mg摂取したグループでは、より顕著な改善が見られたとの報告があります。涙液分泌量の測定では、通常5mm程度が基準値とされますが、マキベリーエキスを継続摂取することで、この数値が改善される傾向が見られました。
マキベリーエキスがドライアイに効果的な理由は、デルフィニジン系アントシアニンが涙腺細胞に取り込まれやすい性質を持つためです。他のアントシアニン素材と比較して、マキベリーのデルフィニジンは涙腺組織に蓄積しやすく、直接的に涙液の生成をサポートします。さらに、ブルーライトによる網膜細胞へのダメージを抑える効果も確認されており、スマホやパソコンの使用で疲れた目を守る働きも期待できます。
ドライアイで目薬が手放せない方は、目薬と併用しながらマキベリーエキスのサプリメントを試してみるのも一つの方法です。市販されているマキベリーサプリメントの多くは、1日30~60mgのエキスを摂取できるよう設計されており、継続的な摂取で目の快適さをサポートしてくれます。
オリザ油化のマキベリーエキス製品情報では、ドライアイ予防・治療剤としての研究データや製品規格が詳しく紹介されています。
マキベリーエキスは、美肌や美白を目指す方にとって強力な味方です。デルフィニジン系アントシアニンには、肌細胞に対する抗酸化作用があり、細胞死の抑制や脂質の酸化を防ぐ働きがあります。紫外線を浴びると活性酸素が発生し、これがシミやシワの原因となりますが、マキベリーエキスを摂取することで、紫外線ダメージによる肌老化を内側から防ぐことができます。
オリザ油化の臨床試験では、マキベリーエキス(Delphinol®)を8週間摂取したグループで、肌の色ムラ改善効果が確認されました。肌の色ムラは、メラニンの不均一な分布や血流の悪さが原因で起こりますが、マキベリーエキスの抗糖化作用と血流改善効果により、くすみのない明るい肌へと導かれることが示唆されています。
アントシアニンは紫外線を吸収する性質があります。
つまり、紫外線による「光老化」を防ぐ効果が期待できるのです。光老化とは、紫外線によって引き起こされる肌の老化現象で、シミ、シワ、たるみの主要な原因とされています。マキベリーエキスを日常的に摂取することで、体内から紫外線に対する防御力を高めることができます。もちろん、日焼け止めクリームの使用も必要ですが、内側からのケアを加えることでより効果的な美白対策になります。
さらに、アントシアニンは体内の血流を促進する作用もあります。血流が改善されると、肌細胞に酸素や栄養がしっかり届き、老廃物の排出もスムーズになります。その結果、肌のくすみが解消され、透明感のある明るい肌色に近づきます。これは、外側から美白化粧品を塗るだけでは得られない効果です。
美容クリニックでは、マキベリーを含むスーパーフードが美白やエイジングケアに効果的だと紹介されています。日常的にマキベリーパウダーやサプリメントを取り入れることで、シミやくすみが気になる方の肌悩みをサポートしてくれるでしょう。特に、夏場の紫外線が強い時期や、長時間屋外で過ごす前後には、マキベリーエキスを意識的に摂取するのがおすすめです。
マキベリーエキスには、血糖値の上昇を抑制し、ダイエットをサポートする働きもあります。食事をすると、体内で糖質がブドウ糖に分解され、血糖値が上昇します。この時、インスリンというホルモンが分泌され、ブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギーとして利用します。しかし、血糖値が急激に上がると、インスリンが過剰に分泌され、余った糖が脂肪として蓄積されやすくなります。
マキベリーエキスは、インスリンの働きをサポートし、糖の合成を抑える効果があることが研究で明らかになっています。つまり、食後の血糖値の急上昇を抑えることで、脂肪を溜め込みにくい状態を作るのです。
脂肪を貯めにくいということですね。
遺伝的に糖尿病になりやすいマウスを用いた実験では、高脂肪食を与えて高血糖状態にした後、マキベリーエキスを投与すると、血糖値、ヘモグロビンA1c(過去1~2か月の血糖値の平均を示す指標)、HDLコレステロールが改善したという結果が得られました。この実験では、マキベリーの投与量が多いほど血糖値の改善効果が高まる傾向も確認されています。
また、マキベリーエキスは糖を筋肉へ運ぶ働きもサポートします。筋肉は糖をエネルギーとして消費するため、糖が筋肉に運ばれることで、脂肪として蓄積されるのを防ぐことができます。運動前にマキベリーエキスを摂取すれば、エネルギー効率が良くなり、ダイエット効果が高まる可能性もあります。
血糖値が気になる方や、ダイエット中の方は、食事と一緒にマキベリーパウダーを摂取するのが効果的です。例えば、朝食のヨーグルトやスムージーにティースプーン1杯のマキベリーパウダーを混ぜるだけで、食後の血糖値の急上昇を抑えることができます。
血糖値のコントロールは、単に体重を減らすだけでなく、生活習慣病の予防や、肌の糖化防止にもつながります。糖化とは、余分な糖がタンパク質と結びつき、肌の弾力を失わせる現象です。マキベリーエキスで血糖値を安定させることで、美容と健康の両面をサポートできるのです。
マキベリーエキスを効果的に取り入れるには、自分のライフスタイルに合った形態を選ぶことが大切です。市場には主に、パウダータイプ、サプリメント(カプセル・タブレット)、濃縮エキス(液体)の3つの形態があります。
パウダータイプは、フリーズドライ製法で果実をまるごと粉末にしたもので、食物繊維やビタミンC、鉄分などの栄養素も一緒に摂取できるメリットがあります。ヨーグルトやスムージー、アサイーボウルに混ぜて手軽に使えるのが魅力です。1日の摂取量は、ティースプーン山盛り1杯(約2~3g)が目安とされています。アントシアニンは一度に吸収できる量に限りがあるため、朝と昼など2回に分けて摂取するとより効果的です。
時間を分けるのがコツです。
サプリメントタイプは、マキベリーエキスを錠剤やカプセルに加工したもので、水と一緒に飲むだけで手軽に摂取できます。忙しい方や、料理に混ぜる手間を省きたい方におすすめです。製品によって含有量が異なりますが、1日30~60mgのマキベリーエキス(総アントシアニンとして35%規格の場合、約10~21mgのアントシアニン)を摂取できるものが多いです。
濃縮エキス(液体)タイプは、有機JAS認定のオーガニック製品もあり、添加物を避けたい方に適しています。水や炭酸水で薄めて飲んだり、ジュースに混ぜたりして摂取します。濃縮度が高いため、少量で高濃度のアントシアニンを摂取できるのが特徴です。
マキベリー製品を選ぶ際には、以下のポイントに注目すると良いでしょう。有機JAS認定やオーガニック認証があるものは、農薬や化学肥料を使用せず栽培された原料を使っているため安心です。総アントシアニン量やデルフィニジン含有量が明記されている製品は、品質管理がしっかりしている証拠といえます。特に、デルフィニジン系アントシアニンが25%以上含まれているものは高品質です。
価格面も継続するうえで重要です。マキベリーは希少な果実のため、他のベリー類と比較すると高価ですが、毎日続けるためには経済的な負担が少ない製品を選ぶことも大切です。パウダータイプは100gで2,000~4,000円程度、サプリメントは1か月分で2,000~5,000円程度が相場です。
美容目的で摂取する場合は、ビタミンCやコラーゲンと一緒に摂ると相乗効果が期待できます。アントシアニンの抗酸化作用とビタミンCの美白作用が組み合わさることで、より効果的な美肌ケアになります。
副作用については、現時点で重篤な報告はありません。マキベリーは食用の歴史が長い果物ですが、妊娠中や授乳中の方、持病で通院中の方は、念のためかかりつけ医に相談してから摂取すると安心です。

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