ハナビラタケエキスの美容効果と保湿・美白の秘密

ハナビラタケエキスの美容効果と保湿・美白の秘密

ハナビラタケエキスで変わる、保湿・美白・コラーゲンの肌ケア

たった15分の塗布で、シワが約50%減るきのこエキスがあります。


🍄 この記事でわかること
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ヒアルロン酸を超える保湿力

臨床試験でヒアルロン酸比1.2倍の角質水分量・1.4倍のアミノ酸含有量が確認されています。

コラーゲン産生+即効シワ改善

TGF-β産生を促しコラーゲンを増やす仕組みと、15分で50%シワ減少のデータを解説。

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メラニン抑制と「サイレント型エストロゲン」

シミへのアプローチと、大豆イソフラボンと異なるリスクゼロのエストロゲン様活性の秘密を紹介。


ハナビラタケエキスとは?βグルカン含有量が他のきのこの約4倍である理由


ハナビラタケは「幻のきのこ」とも呼ばれる希少な食用きのこです。標高1,000m以上の針葉樹林に自生し、天然のものは見つけること自体が難しいほどです。白い花びらが幾重にも重なったような見た目が特徴的で、市場への流通量は今もごく限られています。


注目すべきは、その圧倒的なβグルカン含有量にあります。乾燥ハナビラタケ100gあたりに含まれるβ-(1→3)-D-グルカンは、日本食品分析センターの調査(2008年)によると約43〜63gとされており、他のきのこ類と比べて3〜4倍という数値です。マイタケの生100g換算で2.3g、エリンギで1.9gですから、この差は非常に大きいといえます。


意外ですね。


β-グルカンはきのこ全般に含まれるとはいえ、これだけの差があると、同じ「きのこからの成分」でも話が変わってきます。βグルカン1-3Dは特に免疫活性・抗がん作用との関係で研究が進んでいますが、化粧品や美容の文脈では「肌への直接塗布で保湿力を高める成分」としての活用が急速に広がっています。


ハナビラタケのβグルカンが多い理由は、きのこの細胞壁構造にあります。独特のβ-(1→3)-D-グルカンの結合構造が細胞に大量に存在しているため、煮崩れしにくくシャキシャキとした食感が残るのも、このためです。つまり構造上の頑丈さが、そのままβグルカン量の多さと直結しています。


βグルカンが豊富ということは、それを配合した化粧品の「原料」としての価値も高くなります。現在はビューティーグルカン(インタートレード社)やHALAHA、DR.RECELLAなど、複数のブランドがハナビラタケエキスを配合した化粧品を展開しており、スキンケア成分として市民権を得つつあります。


βグルカン量が群を抜いている、これが基本です。


参考:ハナビラタケのβグルカン含有量の多さについて、日本食品分析センターの試験データが引用されています。


東京バイオメディカルズ:ハナビラタケMH-3の構造と活性


ハナビラタケエキスの保湿力はヒアルロン酸を1.2倍超える、という臨床試験の中身

ヒアルロン酸より保湿できる成分がある」と聞いたとき、多くの美容好きは半信半疑になるかもしれません。ヒアルロン酸はスキンケアの代名詞ともいえる保湿成分で、化粧水から美容液まで幅広く使われています。しかしハナビラタケエキスの保湿試験データは、その常識を静かに塗り替えています。


株式会社インタートレードが2014年にまとめた臨床研究試験報告書では、ハナビラタケエキス0.3%溶液とヒアルロン酸ナトリウム0.1%溶液を比較しました。健常肌の被験者5名の前腕部に、それぞれ1日2回、1週間塗布し続けた結果として、以下の数値が報告されています。


| 評価項目 | ヒアルロン酸ナトリウム | ハナビラタケエキス |
|---|---|---|
| 角質水分量 | 基準値(1.0) | 1.2倍 |
| 遊離アミノ酸含有量 | 基準値(1.0) | 1.4倍 |


遊離アミノ酸が1.4倍というのは、見逃せない数字です。天然保湿因子(NMF)の構成主成分はアミノ酸で、加齢とともに減少することが肌乾燥・小じわの主な原因とされています。ハナビラタケエキスがこのNMFを補い、さらに産生を促す可能性があるという点は、単なる「保湿」以上の意味を持ちます。


これは使えそうです。


ヒアルロン酸が肌表面に水分をくっつける保湿成分であるのに対し、ハナビラタケエキスのβグルカンは肌内部の天然保湿因子そのものを増やす方向に働くともいわれています。つまり仕組みが違うのです。


この「内部から増やす」という発想は、表面をコーティングするだけのケアに物足りなさを感じているかたにとって、特に注目に値する情報です。ヒアルロン酸に加えてハナビラタケエキス配合品を組み合わせる選択が、理にかなっている理由がここにあります。


肌の水分量が高い状態を維持できれば、キメが整い、毛穴も目立ちにくくなるため、1週間単位の継続使用が条件です。


参考:インタートレード社の公開臨床試験報告書。角質水分量・アミノ酸含有量の比較データが掲載されています。


ハナビラタケエキスによる肌の保湿効果に関する臨床研究試験 総括報告書(PDF)


ハナビラタケエキスがコラーゲン産生を促す仕組みと、15分でシワが半減するメカニズム

ハナビラタケエキスの美容効果として特に研究が進んでいるのが、コラーゲン産生への働きかけです。仕組みを順を追って整理します。


まず皮膚の真皮層では、コラーゲンやエラスチンを生み出す「線維芽細胞」が存在します。この線維芽細胞を活性化する因子として、TGF-β(トランスフォーミング増殖因子)が重要です。ビューティーグルカン社の試験によると、ハナビラタケエキスはマクロファージを活性化し、マクロファージからのTGF-β産生を濃度依存的に促進することが確認されています。TGF-βが増えることで、線維芽細胞がコラーゲンをより活発に作り出す、というのが科学的なルートです。


さらに同社の別試験では、ハナビラタケエキスがフィブロネクチンの産生量を有意に増加させることも確認されました。フィブロネクチンは線維芽細胞とコラーゲン繊維を接着させる成分で、コラーゲンの立体構造を維持する上で欠かせません。つまり、コラーゲンを作るだけでなく、作ったコラーゲンをきちんと保持するところにもアプローチしているのです。


肌のハリと弾力には、この2段階が条件です。


即効性のシワ改善も注目ポイントです。被験者5名(26〜40歳男女)の目尻に、ハナビラタケエキス0.3%溶液を浸したコットン(5cm×6cm)を1分間貼り付け、画像解析装置VISIAでシワを計測した試験があります。結果は塗布から15分後にシワが約50%減少というものでした。


💡 参考として:A4用紙の横幅が約21cmなので、5cm×6cmのコットンはほぼ手のひらに収まるサイズです。その1分の接触で、目尻のシワがこれほど変化することは直感的に驚きですね。


ただし、この即効性は主に保湿による小じわへの作用であり、深いシワへの長期効果を示すものではありません。継続使用によるコラーゲン産生促進が、ハリ・弾力の本質的な改善につながると考えると、短期効果と長期効果の両方を持ち合わせた成分といえます。


参考:コラーゲン産生促進(TGF-β)とフィブロネクチン産生試験のデータが公開されています。


ビューティーグルカン:肌のコラーゲン産生促進作用に関する試験結果報告
ビューティーグルカン:肌のハリや弾力改善(フィブロネクチン産生)に関する試験結果報告


ハナビラタケエキスに含まれるサイレント型エストロゲンが、大豆イソフラボンと決定的に異なる点

美容好きの人の多くが、エストロゲン女性ホルモン)と肌の関係について知っています。エストロゲンはコラーゲン合成を助け、肌の水分量を維持し、骨密度低下を防ぐ働きを持ちます。年齢とともに分泌が減ると、これらの恩恵が失われていきます。


そこで多くのかたが大豆イソフラボンを摂取します。大豆イソフラボンはエストロゲン様活性を持つ代表格で、広く普及しています。ただし、食品安全委員会は大豆イソフラボンの上限摂取量を1日70〜75mg(アグリコン換算)と定めています。これを超えると細胞増殖の活性化というリスクがあり、がん化との関連を懸念して摂取量の制限を設けているためです。


ハナビラタケには、この「細胞増殖活性化」の機能を持たない「サイレント型エストロゲン(エストロゲン様活性)」が含まれていることが、産学官の共同研究で明らかになっています。ITはなびらたけ(特定品種)では、このサイレント型エストロゲンを持つことが特に確認されており、「増殖させずにエストロゲンとして機能する」という特性は世界的にも珍しい発見として注目されています。


これは大きなメリットです。


エストロゲン様活性の恩恵を、がん化リスクの心配なく受けられる可能性があるということは、特に40代以降のかたにとって有益な情報です。更年期以降、エストロゲン分泌量は著しく低下するため、こうした代替手段としての意味は大きいといえます。


ただし、食品・化粧品としての利用であり、医薬品ではありません。更年期症状そのものの治療を目的とする場合は、医師への相談が優先です。ハナビラタケエキスを含む化粧品やサプリメントは、「補助的にエストロゲン様活性を取り入れたい」という文脈で活用するのが適切です。


サイレント型エストロゲンは、肌への効果に注目するならOKです。


参考:ハナビラタケのエストロゲン様活性の詳細と大豆イソフラボンとの違いについて記載されています。


森の環:ハナビラタケのエストロゲン様活性とβ-グルカンがもたらす美容と健康効果


ハナビラタケエキス配合スキンケアを選ぶ際の独自視点:「内側」と「外側」どちらのアプローチが自分に合うか

ハナビラタケエキスは現在、大きく2つの使い方に分かれています。「化粧品(外用)」として肌に塗るケースと、「サプリメント(内服)」として体内から取り入れるケースです。どちらが自分に向いているかを知ることは、選択をシンプルにするために重要です。


外用(化粧品)から始めるのが向いているのは、即効性を試したい人や、まず「肌がどう変わるか」を実感してから続けたいというタイプです。塗布15分でのシワ改善データが示すように、外用は短期での変化が出やすいという特徴があります。ビューティーグルカン社のゲルやDR.RECELLAの夜用美容液、HALAHAシリーズなど、ハナビラタケエキスを配合したスキンケアアイテムは増えており、選択肢も豊富です。


内服(サプリメント)が向いているのは、更年期前後のホルモンバランスの変化を感じている人、または食事だけでは補いにくい成分を日常に加えたいという人です。ITはなびらたけを使ったサプリ(「はなびらたけEST」「はなびらたけ粒LB-Scr」など)は、βグルカンとサイレント型エストロゲンの両方を1日の摂取で補うコンセプトで設計されています。


どちらか一方が正解というわけではありません。


外用と内服を組み合わせることで、肌表面と内側からの相互補完が期待できます。ユニチカ社が発表した試験でも、経口摂取による臨床試験でコラーゲン産生効果が確認されており、「食べて、塗る」という使い方が双方に研究的な根拠を持っています。


選ぶ際に一つだけ確認したいポイントは、「ハナビラタケエキス(Beta-Glucan)」が成分表示に含まれているかどうかです。βグルカン自体は他の原料(酵母、大麦など)由来のものも多く、配合されているβグルカンがハナビラタケ由来かどうかは表記で確認する必要があります。ハナビラタケ由来と明記しているブランドを選ぶことが、効果を得るための基本条件になります。


ハナビラタケ由来と明記されているか、これだけ覚えておけばOKです。


参考:ユニチカによるハナビラタケの美容効果に関する試験結果(線維芽細胞への作用・メラニン抑制等)が詳述されています。


ユニチカ株式会社:ハナビラタケの美容効果について(PDF)




ラメール ハナビラタケ 120粒