ホーリーバジルお茶効能と美容効果、正しい飲み方と注意点

ホーリーバジルお茶効能と美容効果、正しい飲み方と注意点

ホーリーバジルお茶効能

妊娠中や糖尿病治療中は飲んではダメ


この記事の3ポイント要約
🌿
アダプトゲンハーブの最高峰

ホーリーバジルは25種類しかないアダプトゲンハーブの一つで、ストレスホルモンを抑制し若返りホルモンDHEAを活性化させる効能があります

💆
美容とアンチエイジング

抗酸化成分オイゲノールが豊富で、シワやシミの原因となる活性酸素を除去し、肌の老化を防ぐ効果が期待できます

⚠️
飲んではいけない人がいる

妊娠中・授乳中の女性、2型糖尿病の治療中、甲状腺機能低下症の方、手術予定者は摂取を避けるべきです


ホーリーバジルお茶とは何か


ホーリーバジルは、インドの伝統医学アーユルヴェーダで3000年以上使われてきた神聖なハーブです。サンスクリット語で「トゥルシー(比類なきもの)」と呼ばれ、アーユルヴェーダでは最高位のハーブとして位置づけられています。学名はOcimum tenuiflorumで、タイバジルやブラッシュリーフティーという別名もあります。


このハーブから作るお茶は「不老不死の霊薬」とも称され、抗菌、抗炎症、抗アレルギー、抗ストレス、降圧作用、デトックス作用など多岐にわたる効能が確認されています。最大の特徴は、カフェインを含まないことです。年齢や体調を問わず誰でも気軽に摂取できるのが魅力です。


世界中に5000種類ある薬草のうち、研究によって有効性が認められた「アダプトゲンハーブ」はわずか25種類のみ。


ホーリーバジルはそのうちの一つです。


アダプトゲンとは「服用者に無害である」「ストレスに対する抵抗力を上げる」「体調を整える」という3つの条件をクリアしたハーブを指します。この厳しい基準をクリアしているということですね。


インド原産ですが、現在ではオーストラリア、西アフリカ、中東の一部でも栽培されています。日本でも無農薬栽培に取り組む農家が増えており、国産のホーリーバジルティーも入手できるようになりました。葉、茎、種のすべてから薬が作られ、その精油は葉や花から蒸留されます。


ホーリーバジルお茶のストレス緩和効能

ホーリーバジルの主成分であるオイゲノールは、分泌量が増えすぎると不眠や生活習慣病の原因となるストレスホルモン「コルチゾール」を抑制する働きがあります。現代人が抱える慢性的なストレスは、コルチゾールの過剰分泌を引き起こし、心身に悪影響を及ぼします。


これがストレス緩和の鍵です。


同時に、若返りホルモンとして知られる「DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)」を活性化させることも研究で明らかになっています。DHEAは加齢とともに減少するホルモンで、その低下は老化や生活習慣病のリスク上昇と関連しています。ホーリーバジルティーを飲むことで、ストレスを軽減しながら体の若々しさを保つ効果が期待できるということです。


動物を対象とした研究では、ホーリーバジル種子油がストレスによる潰瘍や心臓・血管の変化を予防する可能性が示されています。


不安を軽減する効果も確認されました。


ヒトを対象とした小規模な試験でも、不安の軽減や不安に伴うストレス・抑うつの緩和、ストレス症状(睡眠障害、消耗、もの忘れなど)の軽減といった結果が報告されています。


神経を活性化する香り成分も含まれており、脳への血流を促進します。バジル特有の爽やかな香りには優れたリラックス効果があるため、気分転換やリフレッシュしたいときにも最適です。仕事や家事で疲れたときの一杯が、心を落ち着かせてくれますね。


ストレスの多い環境で毎日を過ごしている方には、1日500cc〜1リットルを目安に継続して飲むことをおすすめします。体がストレスに対応する力を高めるには、継続的な摂取が重要です。


ホーリーバジルお茶の美容・アンチエイジング効能

近年特に注目されているのが、ホーリーバジルの美容やアンチエイジングへの効果です。オイゲノール、カリオフィレン、ウルソール酸といった強力な抗酸化成分が豊富に含まれており、シワやシミ、くすみの原因となる活性酸素を除去します。抗酸化力はハーブの中でもトップクラスといわれています。


肌の老化は、活性酸素による酸化ストレスと、タンパク質と糖が結合する糖化という2つのプロセスで進行します。驚くべきことに、ホーリーバジルの抽出液には酸化と糖化の両方に働きかける作用があることが研究で明らかになりました。つまり、二方向からアンチエイジングにアプローチできるわけです。


抗酸化物質が豊富なホーリーバジルは、フリーラジカルを中和し、早期老化の影響を逆転させる効果があります。小じわやシワを減らし、より若々しい外観を保つことに役立つのです。肌のキメを整え、透明感のある肌へと導いてくれるでしょう。


体内の老化防止にも効果的です。身体が酸化すると動脈硬化やがんなどの原因になるといわれていますが、抗酸化成分を積極的に摂り入れることで、これらのリスクを低減できます。美容だけでなく健康寿命を延ばすことにもつながりますね。


肌への直接的なアプローチも可能です。ホーリーバジルを配合した美容液やクリームも開発されており、肌と心の両面にアプローチするスキンケアとして注目されています。お茶として飲むだけでなく、入浴時に大きく息を吸い込んで芳香成分を経鼻吸収することで、深いリラックス効果とともに美容効果も得られます。


美容を意識している方には、ホーリーバジルティーを毎朝のルーティンに取り入れることをおすすめします。内側からの美しさを引き出す習慣として最適です。


ホーリーバジルお茶の血糖値・血圧への効能

ホーリーバジルには、糖尿病の血糖値低下やコレステロール改善に役立つ効能があります。バジルには膵臓のβ細胞の活動をサポートする物質が含まれており、インスリン感受性を高め、血糖値を下げるのに役立ちます。そのため、糖尿病の効果的なサポートに使用できるのです。


動物と人間に対して行われた検査によると、ホーリーバジルは体重増加、高インスリン血症、インスリン抵抗性、コレステロール値、高血圧を抑える効果があることが分かっています。これらは生活習慣病予防に直結する重要な効果です。研究結果では、脂質のポジティブな変化が確認されており、ホーリーバジルがコレステロール低下効果を通じて心臓の健康を促進する自然な助っ人であることが示されています。


血圧については、血管を弛緩させて血圧を下げる成分が含まれています。高血圧は「サイレントキラー」と呼ばれ、自覚症状なく進行する危険な病気です。日常的にホーリーバジルティーを飲むことで、血圧の上昇を穏やかに抑制できる可能性があります。


ただし、注意すべき点があります。すでに高血圧の薬を飲んでいる方は、薬の効果を代謝してしまい、逆に血圧が上がってしまう可能性があるのです。また、血流を改善する作用があるため、抗血液凝固薬などを飲んでいる方も注意が必要です。血糖降下薬との併用で低血糖を引き起こすリスクもあります。


健康診断で血糖値やコレステロール値が気になり始めた方には、生活習慣の見直しと併せてホーリーバジルティーを試してみる価値があります。ただし、すでに治療中の方は必ずかかりつけ医に相談してください。


これが大原則です。


ホーリーバジルお茶の正しい飲み方と作り方

ホーリーバジルティーの基本的な作り方は非常にシンプルです。ティーバッグ1包に対して500mlのお湯を注ぎ、蓋をして3分蒸らします。少なくなってきたら2〜4回お湯を足して、合計2リットルほど飲めるのがポイントです。


これで経済的にも続けやすくなります。


生の葉を使う場合は、フレッシュホーリーバジルティーがおすすめです。草っぽい香りの中にバジル特有の爽やかさとミントのような清涼感があり、格別の味わいです。ティーポットまたはカップに、乾燥ホーリーバジルの葉を1〜2g(ひとつまみ半)入れ、沸騰したてのお湯をゆっくりと注ぎます。


3〜5分ほど蒸らせば完成です。


水出しも可能です。よく洗ったホーリーバジルを水につけておくだけで、常温に5時間ほどおけばホーリーの香りがしっかりついたハーブ水ができあがります。夏場は冷蔵庫で冷やして飲むと、さらにさっぱりして美味しいですよ。


より効果を実感したい場合は、煮出す方法もあります。水100mlとホーリーバジルの葉を鍋に入れ、弱火で5〜7分ほど加熱してから茶こしで濾します。


成分をしっかり抽出できるのがメリットです。


ブレンドティーも楽しめます。他のハーブとの相性も良く、例えばカモミールとブレンドすればリラックス効果が高まり、レモングラスと合わせれば爽やかさが増します。


自分好みの味を見つける楽しみもありますね。


継続的に飲む場合は、1日500cc〜1リットルを目安にしてください。朝起きたときの1杯、午後のリフレッシュタイム、就寝前のリラックスタイムなど、生活のリズムに合わせて取り入れると習慣化しやすいでしょう。


ホーリーバジルお茶を飲んではいけない人と注意点

ホーリーバジルティーは自然のハーブですが、飲んではいけない人がいます。まず妊娠中や授乳中の女性、妊娠を試みている女性は摂取を避けるべきです。動物を対象とした研究では、ホーリーバジルの大量摂取が受精卵の着床可能性や妊娠継続の可能性を低下させました。子宮を収縮させる効果があり、生理を起こしたり陣痛を促進する作用があるとされているためです。


2型糖尿病の治療中の方も注意が必要です。ホーリーバジルは血糖値を下げる効果があるため、インスリンやスルホニル尿素薬と併用すると低血糖を引き起こす可能性があります。低血糖は意識障害などの深刻な症状を招く危険な状態です。


甲状腺機能低下症の方は避けてください。ホーリーバジルは甲状腺ホルモンであるサイロキシンの血中濃度を低下させる可能性があり、症状が悪化することがあります。甲状腺ホルモンのバランスは微妙なため、影響を受けやすいのです。


手術を控えている方も2週間前から摂取を中止してください。ホーリーバジルは血液凝固を遅らせる可能性があるため、術中および術後の出血リスクが高まります。手術前の準備として、必ず主治医に伝えることが重要です。


血液凝固を遅らせる薬剤(アスピリン、クロピドグレル、ワルファリンなど)を服用している方も併用に注意が必要です。両方を摂取すると、皮下出血や出血の可能性が高まることがあります。普段から鼻血が出やすい、あざができやすいという方は特に慎重になるべきでしょう。


最長8週間の経口摂取はほとんどの人で安全とされていますが、それを超えた長期摂取の安全性はまだ研究されていません。吐き気や下痢などの軽い副作用が報告されているため、体調の変化には注意を払ってください。


農薬や重金属を含む環境で栽培されたハーブは、逆に有害になる恐れがあります。購入する際は、無農薬、無化学薬品、無除草剤のハーブやオーガニックのものを選ぶことが大切です。


品質を確認してから購入しましょう。


持病や特定の疾患をお持ちの方で使用が心配な場合は、かかりつけのお医者さまに確認されることをおすすめします。自己判断で摂取を始めるのではなく、専門家の意見を聞くことが安全への第一歩です。


MSDマニュアル家庭版のホーリーバジルに関する医学的情報には、副作用や薬物相互作用について詳しく記載されています。安全に摂取するための参考情報として確認しておくと安心です。




国産有機ハーブティー (ホーリーバジル, 1.5g×8P)