コラーゲンペプチド副作用と適切な摂取量で美肌を守る方法

コラーゲンペプチド副作用と適切な摂取量で美肌を守る方法

コラーゲンペプチド副作用と摂取量

腎臓が弱めの人は1日5gでも負担になります。


この記事の3ポイント要約
⚠️
過剰摂取は内臓に負担

1日10g以上の摂取で肝臓・腎臓への負担が増加し、便秘やむくみの原因に

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適切な摂取量は5~10g

美容目的なら5g、関節ケアなら10gが目安。研究で有効性が確認された量

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原料由来のアレルギーに注意

魚・豚・牛など動物性原料のアレルギーがある場合は摂取前に確認必須


コラーゲンペプチド過剰摂取による内臓負担


コラーゲンペプチドは体内でたんぱく質として処理されるため、大量に摂取すると肝臓や腎臓に負担がかかります。これらの臓器は、摂取したたんぱく質を分解・代謝し、不要な老廃物を排出する役割を担っているからです。


特に腎臓の機能が低下している人や、消化機能が弱い人の場合、適量とされる5g程度でも代謝がうまくいかないケースがあります。腎臓に異常が起きると、尿のろ過機能が低下し、アルブミンというたんぱく質が過剰に排泄されてしまうのです。その結果、体内に水分が滞留し、顔や足のむくみとして現れます。


肝臓への負担も見過ごせません。肝臓の機能が低下すると胆汁の分泌量が減少し、脂質の消化吸収が悪化します。消化不良による便秘が慢性化すると、腸内環境が悪化し、肌荒れやニキビといった美容面でのトラブルにつながるでしょう。


魚鱗由来コラーゲンペプチドの研究では、通常摂取量の5倍にあたる12.5gを摂取しても血液中の生化学データに変化がなく安全性が確認されています。


しかし、これは健康な被験者での結果です。


腎機能の低下が心配な場合は、摂取量を医師に相談してから始めるという行動が大切です。慢性腎臓病の患者さんでは、たんぱく質摂取量を標準体重1kgあたり0.6~0.8gに制限する必要があることもあり、コラーゲンペプチドもこの制限対象に含まれます。


魚皮由来コラーゲンペプチド摂取による被験者の安全性および皮膚状態改善効果に関する研究論文(日本食品科学工学会誌)では、過剰摂取時の安全性データが詳しく報告されています。


コラーゲンペプチド摂取による肥満とニキビのリスク

コラーゲンペプチド自体のカロリーは1gあたり約4kcalで、推奨摂取量5~10gなら20~40kcal程度と決して高くありません。問題は、コラーゲンが豊富に含まれる食品からの摂取方法にあります。


手羽先・豚足・牛すじ・フカヒレなど、コラーゲンが多い食品は同時に脂質も多く含んでいます。これらを美容目的で毎日大量に食べると、カロリーオーバーで体重増加につながるのです。例えば、手羽先100g(約2本分)には約210kcal、脂質14.6gが含まれます。


さらに、高脂質の食事を続けると皮脂分泌が増加し、ニキビや吹き出物ができやすくなります。揚げ物などの高脂肪食は、善玉ホルモンであるアディポネクチンの分泌を抑制し、コラーゲンペプチドの美容効果を下げてしまうという研究結果もあるのです。


コラーゲンサプリメントや粉末タイプのコラーゲンペプチドなら、脂質をほとんど含まずに効率的に摂取できます。つまり食品からではなく、サプリで摂る方が太りにくいということですね。


ニキビができやすい体質の人は、コラーゲンペプチドを摂取する際に高脂質の食事を控える必要があります。野菜中心のバランスの良い食事と組み合わせることで、美容効果を得ながらニキビリスクを抑えられます。


肌トラブルを避けるには、コラーゲンペプチドと一緒にビタミンCを摂取するのも効果的です。ビタミンCはコラーゲンの合成を助ける補酵素として働き、抗酸化作用で肌の炎症を抑える効果も期待できます。


コラーゲンペプチドのアレルギー反応と原料表示

コラーゲンペプチドは動物由来のたんぱく質であるため、原料となる魚・豚・牛・鶏などにアレルギーがある人は注意が必要です。特に魚コラーゲンは魚の皮や鱗から、豚コラーゲンは豚皮から抽出されるため、これらの食品に反応がある場合は摂取を避けるべきです。


ゼラチンアレルギーを持つ人も要注意です。コラーゲンペプチドはゼラチンを酵素で加水分解して作られることが多く、アレルギー性を示す可能性があります。過去には、ゼラチンを安定剤として含むワクチン接種に伴いアレルギー症状を起こす例が報告されました。


アレルギー症状としては、皮疹・かゆみ・口内炎・吐き気・嘔吐・胃の不快感・下痢などの消化器症状が現れることがあります。特に鶏軟骨由来のⅡ型コラーゲンでは、これらの症状に加えてトランスアミナーゼ濃度の上昇も報告されています。


製品選びの際は、必ず原料原産地表示を確認しましょう。日本のゼラチン・コラーゲンペプチド工業会のガイドラインでは、「ゼラチン(豚由来)」「コラーゲンペプチド(魚由来)」のように原料を明記することが推奨されています。


アレルギー体質の人は、初めて摂取する際に少量から試すのが基本です。何か異常を感じたら、すぐに摂取を中止し、医師に相談する行動が必要です。


ゼラチン・コラーゲンペプチド工業会の原料原産地表示ガイドラインでは、アレルギー表示の具体例が詳しく解説されています。


コラーゲンペプチド適切な摂取量と効果的な摂り方

研究データに基づいた1日の推奨摂取量は、美容目的なら5g、関節の健康維持なら10gが目安です。いくつかのヒト試験では、1日5~10gのコラーゲンペプチド摂取による有効性が確認されています。


多く摂れば摂るほど効果が高まるわけではありません。コラーゲンペプチドの活性成分は24時間ほどで血中から消えてしまうため、一度に大量摂取するよりも、毎日コツコツ続けることが重要なのです。


摂取するタイミングに厳密な決まりはありませんが、食後に摂ると消化吸収がスムーズになります。空腹時に摂ると胃腸への刺激が強く感じられる人もいるため、食事と一緒に摂るのが無難でしょう。


効果を実感できるまでには、最低でも4~8週間の継続が必要です。実際の研究でも、コラーゲンペプチドを8週間以上続けて摂ることで、肌のうるおいや弾力に前向きな変化が見られたと報告されています。


コラーゲンペプチドは冷たい飲み物にも溶けやすい特性があります。朝のコーヒーやスムージーに混ぜる、ヨーグルトに振りかけるなど、毎日の習慣に組み込みやすい方法を見つけるのがおすすめです。


ビタミンCを一緒に摂取すると相乗効果が期待できます。ビタミンCはコラーゲン合成に必要な補酵素であり、レモン水と一緒に摂る、キウイフルーツを食後に食べるといった工夫で吸収効率を高められます。


成人女性が1日の食事から摂れているコラーゲン量は平均1.9g程度というデータもあり、食事だけでは推奨量に届きません。効果的な摂取には、サプリメントの活用が現実的です。


コラーゲンペプチド吸収メカニズムと美容効果のエビデンス

「飲んでも意味がない」という疑問を持つ人も多いですが、近年の研究でコラーゲンペプチドの経口摂取による効果が科学的に証明されています。従来は「消化段階でアミノ酸に分解されるため効果がない」と考えられていました。


しかし、実際にはコラーゲンペプチドの一部は、Pro-Hyp(プロリン-ヒドロキシプロリン)やHyp-Gly(ヒドロキシプロリン-グリシン)という特殊なジペプチドの形で吸収されることが判明しています。摂取したコラーゲンペプチドは、摂取後30~60分で体内に吸収され、吸収されたペプチドの73%をPro-Hypが占めているのです。


このPro-Hypは皮膚の線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を高める働きがあります。線維芽細胞とは、肌の真皮層でコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを作り出す重要な細胞です。


横浜市立大学との共同研究では、コラーゲンペプチドが血液を通じて実際に皮膚に届くことが確認されました。摂取前後の肌状態を比較した体感性のアンケート調査でも、摂取8週時点でコラーゲンペプチド群はプラセボ群と比較して有意に改善していたのです。


美容効果だけではありません。関節への作用として、膝関節症の患者さんを対象にした研究では、コラーゲンペプチド2.5gの摂取で痛みやQOL(生活の質)の改善が報告されています。軟骨成分であるⅡ型コラーゲンに対する免疫反応を調整し、関節の炎症を抑える働きがあると考えられています。


エビデンスが蓄積されてきたということですね。


ただし、個人差があることも事実です。肌質・年齢・生活習慣によって効果の実感度は変わります。2~3ヶ月継続しても変化を感じられない場合は、摂取量の見直しや他の美容成分との併用を検討してみましょう。


ファンケル総合研究所の研究レポートでは、コラーゲンペプチドが血液・皮膚に届くメカニズムが詳しく解説されています。




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