

説明書を読んだだけでは気づけない「損する使い方」をしていませんか?GT-1Bを買って3ヶ月間、ACアダプターなしで電池だけ使い続けると、アルカリ単3電池4本を約7時間ごとに交換し続けることになり、年間で2,000円以上の電池代が余分にかかります。
GT-1Bを箱から出したときに、まず説明書が指示する「同梱品の確認」を行うことが大切です。付属品は取扱説明書、アルカリ電池(単3形)×4本、保証書、ローランドユーザー登録カードの4点です。ACアダプター(PSA-100S2)は別売りとなっており、購入時に含まれていないことに気づかず「電源が入らない」と焦るケースが多く見られます。
基本スペックを把握しておくと、使用シーンのイメージがしやすくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エフェクトタイプ | 90種類 |
| パッチメモリー | ユーザー99個+プリセット99個 |
| フレーズ・ループ | 最大32秒 |
| 電源 | アルカリ単3電池×4本 or ACアダプター(別売) |
| 電池駆動時間 | 約7時間(アルカリ電池使用時) |
| サイズ | 幅305mm × 奥行152mm × 高さ56mm |
| 重量 | 約1.3kg(電池含む) |
重量1.3kgというのは、文庫本3〜4冊分程度の重さです。ペダルボードとしては非常に軽く、ライブやスタジオへの持ち運びでも負担になりません。本体だけでこれだけの機能が詰まっているのは驚きですね。
サンプリング周波数は44.1kHz、AD/DA変換24ビット+AF方式という高品位な仕様で、上位機種と同等のサウンドエンジンを搭載しています。つまり「コンパクトだから音が悪い」という心配は不要です。
BOSS公式:GT-1B 取扱説明書ダウンロードページ(PDF形式で無料配布)
GT-1Bの電源の仕組みは、初めて使う人にとって少し意外です。
本体に電源ボタンは存在しません。
INPUT端子にシールド(ギター/ベース用ケーブル)を差し込むことで電源がオンになり、抜くとオフになる仕組みです。
これがGT-1Bの基本原則です。
この仕組みを知らないまま「電源が入らない」と困るケースは珍しくありません。電池を入れてもシールドを挿さない限り、本体は起動しないので注意が必要です。シールドを差し込む、だけ覚えておけばOKです。
出力端子については、説明書に以下の3種類が記載されています。
- OUTPUT(L/MONO、R)端子:アンプやPA機器への接続に使用する標準タイプ端子。通常のライブやスタジオ練習はここに繋ぎます。
- PHONES端子:ヘッドホン用の3.5mmステレオミニ端子。深夜の自宅練習にも対応しており、OUTPUTと同時使用も可能です。
- AUX IN端子:スマートフォンやタブレットを繋いで、曲を流しながら練習する際に使う入力端子です。
アンプから音を出しながらヘッドホンでモニタリングする、という使い方も説明書に明記されています。
これはバンド練習で非常に便利な機能です。
意外ですね。
電源供給方法は2種類あります。アルカリ単3電池4本(本体裏面の電池ボックスに装着)か、別売りACアダプター(PSA-100S2、税込2,750円程度)のどちらかです。スタジオやライブハウスではACアダプターを使い、ストリートライブや野外では電池を使うというように、シチュエーションで使い分けるのが賢い方法です。
GT-1Bを使いこなすうえで、「パッチ」の概念を理解することが最重要です。パッチとは、複数のエフェクトの組み合わせと各設定値をセットにして保存したもののことです。GT-1BにはユーザーパッチU01〜U99の99個と、書き換えのできないプリセットパッチP01〜P99の99個が搭載されており、合計198通りの音色が本体に保存されています。
通常のコンパクトエフェクターであれば、1台1エフェクトが基本です。しかしGT-1Bはパッチを切り替えるだけで、オーバードライブ、コーラス、ディレイなどを組み合わせた音色に瞬時に変わります。
これが原則です。
「EASY SELECT」機能は、ジャンルや音色の種類から直感的にパッチを選べる便利な入口です。操作手順はシンプルで、以下の流れで行います。
1. 本体のSELECTボタンを押す
2. ディスプレイにジャンル一覧が表示される
3. つまみを回してJAZZ/FUSION、BLUES、ROCK、METAL/COREなどから選ぶ
4. さらに絞り込んでパッチを選択する
ジャンルカテゴリには「JAZZ/FUSION」「BLUES」「COUNTRY」「DISCO」「SOUL/FUNK」「OLDIES」「ROCK」「ALTERNATIVE」「HARD ROCK」「STUDIO」「METAL/CORE」「ACOUSTIC」「R&B」「POPS」「LATIN」「TRADITIONAL」など多様なジャンルが並んでいます。
これは使えそうです。
音作りに迷ったときは、まずEASY SELECTで演奏したいジャンルのパッチを探すのが最短ルートです。目的のジャンルから入れるので、初心者でも迷わずに使えます。
EASY SELECTで音の方向性を決めたら、次はEASY EDITで自分好みに調整します。EDITボタンを押すことで、エフェクトの大まかな設定を3つのつまみで直感的に変えられる仕組みです。
EASY EDITで操作できる項目は、大きく分けて「GENRE」「DRIVE」「EFFECT」の3つです。
- GENRE:ジャンルを再指定して音の方向性を変える
- DRIVE:CLEAN(クリーン)、CRUNCH(クランチ)、HARD(ハード)、HEAVY(ヘビー)から歪みの強さを選ぶ
- EFFECT:ENVELOPE(エンベロープ)、TONE-MOD(トーンモディファイ)、PITCH(ピッチ)、MODULATE(モジュレーション)、DELAY/REV(ディレイ/リバーブ)、OTHERS(その他)からエフェクトの種類を選ぶ
これだけで音作りが完結するケースも多いです。「エフェクト名が多すぎて何が何だかわからない」という初心者でも、DRIVEの強さとEFFECTの種類を選ぶだけで音色の変化を楽しめます。
ディスプレイはグラフィックLCD(132×32ドット、バックライト付き)を搭載しており、現在選択中のエフェクトや各パラメーターの数値がリアルタイムで表示されます。暗いステージや照明の少ないスタジオでも確認しやすい設計です。
EASY EDITから一段階踏み込んで、MEMORY EDITボタンから個々のエフェクトを詳細にカスタマイズすることも可能です。エフェクトボタンを長押しすると、そのエフェクトの設定画面が開き、細かいパラメーターを調整できます。
GT-1Bが搭載するエフェクトは全部で90種類という驚異的な数です。コンパクトエフェクター1台に1エフェクトが基本の世界で、90種類を1台に詰め込んでいる点は大きな強みです。
主なカテゴリは以下の通りです。
| カテゴリ | 代表的なエフェクト |
|---|---|
| 歪み系 | オーバードライブ/ディストーション(15種類) |
| アンプ系 | プリアンプ |
| 空間系 | ディレイ、リバーブ、サブ・ディレイ |
| モジュレーション系 | コーラス、フランジャー、フェイザー、トレモロ、ビブラート |
| ベース専用 | ベース・シンセ、デフレッター、ベース・シミュレーター |
| ピッチ系 | オクターブ、ピッチ・シフター、ハーモニスト |
| ダイナミクス系 | コンプレッサー、リミッター |
| EQ系 | グラフィックEQ、パラメトリックEQ |
| 特殊系 | ヒューマナイザー、リング・モジュレーター、スロー・ギア |
特にベース専用エフェクトとして「デフレッター」が搭載されている点は注目です。デフレッターはフレットレスベース特有のポルタメント(音の滑らかなつながり)をシミュレートする機能で、通常のフレット付きベースでフレットレスの雰囲気を出せます。ベース専用のマルチエフェクターならではの機能です。
また「ベース・シンセ」はシンセサイザーのような音をベースで再現できるエフェクトで、ファンクやエレクトロニカ系の楽曲でも活躍します。タッチ・ワウはピッキングの強さに反応してワウの効き具合が変化するエフェクトで、演奏のダイナミクスが音色に直接反映されます。
これは使えそうです。
BOSS公式製品ページ:GT-1B Bass Effects Processor(スペック・仕様一覧)
音作りをした後、そのセッティングを保存しておかないと次回起動時に元の設定に戻ってしまいます。これは初心者が一番やってしまいがちなミスです。「あの音どうやって作ったっけ?」という状態を防ぐためにも、パッチの保存(WRITE)操作は必ず覚えておく必要があります。
パッチを保存する基本手順は以下の流れです。
1. 保存したい音色を作り終えた状態で、WRITEボタンを押す
2. バリューつまみを回して保存先のユーザーパッチ番号(U01〜U99)を選ぶ
3. 保存先を確認したら、もう一度WRITEボタンを押す
4. ディスプレイに確認画面が出るので、ENTERボタンを押して完了
パッチ名を付けて管理したい場合は、BOSS TONE STUDIO(PCソフトウェア)を使うと文字入力がしやすく便利です。本体だけでも名前の変更は可能ですが、パソコン上での操作の方がはるかに効率的です。
ユーザーパッチを初期状態(空白の状態)に戻したいときは、WRITEボタンを押した後、バリューつまみで「INIT」を選んでENTERを押します。
初期化後はパッチ名も空欄になります。
一から自分で音作りをしたいときに役立つ操作です。
なお、プリセットパッチ(P01〜P99)は上書きができません。プリセットを参考にして自分好みに変えたい場合は、一度ユーザーパッチに読み込んでから編集・保存するという手順が必要です。プリセットの上書きはできない、という点だけ覚えておけばOKです。
GT-1BにはUSB端子(タイプB)が搭載されており、パソコンと繋ぐことで大きく3つのことができるようになります。
- 音色のエディット:大きな画面でパラメーターを確認しながら音作りができる
- パッチのバックアップ:作成した音色データをパソコンに保存し、紛失を防ぐ
- プロ音色のダウンロード:BOSS TONE CENTRALから世界のプロベーシストが制作した無料パッチを入手する
特に「オーディオインターフェースとして使う」機能は見落とされがちです。GT-1BをUSBでPCと繋ぐだけで、別途オーディオインターフェースを購入しなくても、GT-1Bを通してベースの音をDAWソフトに録音できます。別でオーディオインターフェースを買う必要はありません。これは知らないと2〜3万円の出費が発生するので、大きなメリットです。
BOSS TONE STUDIOのダウンロードはBOSS公式サポートページから無料で行えます。Windows・Mac両対応で、USBドライバーのインストールも同サイトで案内されています。初回接続時はドライバーのインストールが必要なので、説明書の「USB接続の準備」の項目を必ず確認してください。
BOSS TONE CENTRALには、ジャズ、ファンク、ロックなどジャンル別のライブセット(複数パッチをセットにしたもの)が多数公開されています。プロが実際に使用しているセッティングをそのまま本体に取り込めるため、「音作りが苦手」「手っ取り早く使い始めたい」という人にとって最短の上達ルートになります。
BOSS公式サポート:BOSS TONE STUDIOのダウンロード方法(Windows/Mac対応)
GT-1Bにはルーパー機能とチューナー機能が内蔵されていますが、説明書の初心者向け案内では後半に記載されているため、見落としているユーザーも少なくありません。
これは知らないと損する機能です。
チューナーの起動方法は、本体左側の2つのフットスイッチ(▼と▲)を同時に踏むことで起動します。チューナーモードに入ると自動的に音が出なくなり(ミュート状態)、ディスプレイにチューニング状況が表示されます。もう一度同じボタンを踏むと通常演奏モードに戻ります。
ルーパー(フレーズ・ループ)の使い方は、本体右側の2つのフットスイッチ(▼と▲)を同時に踏くことで起動します。最大32秒のフレーズを録音・再生でき、演奏を重ねていくオーバーダビングも可能です。自分のベースラインをループさせながら、その上でアドリブを練習するという使い方ができます。
32秒というのは、たとえばテンポ120BPMで4/4拍子を演奏した場合、約16小節分に相当します。コード進行を1コーラス分ループさせるには十分な長さです。
ルーパーは単なる録音機能ではなく、一人でのアンサンブル練習やライブパフォーマンスにも活用できます。たとえばリズムパターンを先にループさせておいて、その上でソロを弾くという一人セッションも可能です。
いいことですね。
AUX IN端子(ステレオミニジャック)は、スマートフォンや音楽プレーヤーをGT-1Bに接続して、曲を流しながら練習するための入力端子です。スマホとGT-1BをAUX INで繋ぐと、ヘッドホン端子から「スマホの音楽+GT-1Bを通したベースの音」が同時に聴こえます。
これは深夜や早朝の自宅練習に特に有効です。ヘッドホンだけで音楽に合わせてベースを弾ける環境が、GT-1Bだけで完結します。別途ミキサーやオーディオインターフェースを用意する必要がないのがメリットです。
注意点として、AUX INで入ってきた音はOUTPUT端子からは出力されません。つまりアンプに繋いでいるときには、AUX INの音はヘッドホンでしか聴こえない仕組みです。説明書ではこの点が明記されていますが、初心者が見落としやすい箇所でもあります。AUX INはヘッドホン専用と覚えておけばOKです。
ヘッドホン端子はステレオ出力なので、モノラル対応のイヤホンよりもステレオヘッドホンを使うことで、空間系エフェクト(リバーブやコーラス)の広がりが体感しやすくなります。GT-1Bの空間系エフェクトを最大限に楽しむなら、ステレオヘッドホンが条件です。
GT-1Bを長く使っていると、設定が複雑になりすぎてしまったり、購入後の初期状態に戻したいと思う場面が出てきます。そんなときに使うのがファクトリーリセット機能です。
ファクトリーリセットの手順は以下の通りです。
1. MENUボタンを押す
2. ディスプレイで「SYSTEM」を選んでENTERボタンを押す
3. 「FACTORY RESET」の項目に移動する
4. つまみを回してリセット範囲(全データ or システムのみ)を選択
5. WRITEボタンを押して確認画面へ
6. ENTERボタンを押して実行完了
全データをリセットすると、ユーザーパッチも含めてすべての設定が工場出荷時の状態に戻ります。「大事な音色を消したくない」という場合は、事前にBOSS TONE STUDIOでパッチをパソコンにバックアップしておくのが安全です。バックアップしてからリセット、これが原則です。
システム設定(SYSTEM)では、チューニングの基準音(A=440Hz前後に変更可能)や、ディスプレイの明るさ、OUTPUT端子のレベル設定なども変更できます。特にOUTPUT LEVELはアンプへの入力が大きすぎる場合や小さすぎる場合に調整する項目で、「音量が合わない」と感じたときは真っ先に確認すべき設定です。
ここからは、説明書にはほとんど載っていない独自の活用方法を紹介します。BOSS TONE EXCHANGEは、世界中のユーザーが制作したGT-1B用パッチを共有するオンラインプラットフォームです。BOSS TONE CENTRALがBOSS公式によるプロのパッチ配布の場であるのに対し、TONE EXCHANGEはユーザー同士が音色を共有し合うコミュニティ型のサービスです。
BOSS TONE EXCHANGE:GT-1B用ユーザー作成パッチの共有・ダウンロードページ
TONE EXCHANGEでは、有名アーティストの曲を再現した音色やジャンル特化型の音色など、BOSS公式では配布されていない多彩なパッチが無料で入手できます。たとえばスラップベース特有の音色や、ジャズ向けのウォームなクリーントーンなど、用途に特化したセッティングをそのまま本体に取り込めます。
活用の手順はシンプルです。TONE EXCHANGEでGT-1B対応のパッチをダウンロードし、BOSS TONE STUDIOに取り込み、GT-1B本体に転送するという3ステップです。パッチをそのまま使うだけでなく、気に入ったパッチをベースに自分でアレンジを加えることで、音作りのスキルアップにも繋がります。
「音作りが苦手で何から始めればいいかわからない」という状態のときには、TONE EXCHANGEで評価の高いパッチをいくつか試してみて、「この音が好き」「この要素は変えたい」という感覚を掴むことが上達への近道になります。
GT-1Bには本体にエクスプレッションペダルが搭載されており、足で踏み込む量によってワウやボリュームのかかり具合をリアルタイムで変化させられます。説明書では「EXP PEDAL」として記載されており、デフォルトではボリューム調整に割り当てられています。
エクスプレッションペダルに割り当てられる機能は変更可能です。MEMORY EDITのASSIGN機能を使えば、ペダルの動きと連動させるパラメーターを自由に設定できます。たとえばペダルを踏み込むに従ってワウが効くように設定すると、両手を使わずにワウペダルと同じ効果が得られます。
CTL2, 3/EXP2端子(TRS標準タイプ)には、外部フットスイッチ(FS-5U、FS-5Lなど)や外部エクスプレッションペダル(FV-500L、FV-500H、EV-30など)を接続できます。これにより操作できるスイッチの数が増え、ライブ中のパッチ切り替えや特定のエフェクトのオン/オフを足元だけで完結させられます。
外部エクスプレッションペダルを2つ使えば、たとえば「一方はボリューム、もう一方はワウ」という組み合わせで同時に2つのパラメーターを足でコントロールできます。これはプロのライブパフォーマンスで実際に使われている構成です。ライブで細かい表現にこだわりたい場合は、外部ペダルの追加を検討する価値があります。
ASSIGN(アサイン)機能はGT-1Bの中でも特に奥深い機能で、エクスプレッションペダルだけでなく、フットスイッチやMIDIコントローラーなど外部コントローラーとの連携にも対応しています。1パッチに6個までアサインを設定できる点も頭に入れておくといいですね。
GT-1Bに搭載されているプリアンプ(PREAMP)は、実際のベース用アンプの音をシミュレートする機能です。これを活用することで、アンプなしでもアンプを通したときと同様の太い音を得られます。
具体的な活用場面として、レコーディングスタジオでの直録り(DI録音)があります。GT-1BのOUTPUT端子をオーディオインターフェースやミキサーに直接繋ぎ、プリアンプのシミュレーションをオンにすることで、「マイクを立てないアンプ録音」に近いサウンドをトラックに収録できます。
アンプシミュレーターを通した音が基本です。
GT-1BのOUTPUT LEVELはパッチごとに個別設定ができるため、歪みが強いパッチと、クリーンなパッチの音量差を合わせておくことが重要です。パッチを切り替えるたびに音量が大きく変わると、ライブや録音で不具合が出ます。音量差の調整はEFFECT CHAINの最後にあるOUT LEVELパラメーターで行います。
また、GT-1BはPAシステムへの直接接続にも対応しています。ライブハウスでアンプが使えない場合や、アコースティックな会場でもPA経由でベースの音を届けたいときに、GT-1Bのプリアンプシミュレーターを使えば対応できます。アンプが会場に用意されていない場面でも、GT-1B単体で音作りが完結する点は実用性の高いメリットです。
説明書を一通り読んだ後、「結局どこから始めればいいの?」と感じる初心者向けに、実践的な3ステップを紹介します。
ステップ1:EASY SELECTで演奏ジャンルのプリセットを探す
最初から音作りをしようとせず、まずは演奏したいジャンルに近いプリセットを探します。SELECTボタンを押してジャンル一覧を表示し、「ROCK」や「SOUL/FUNK」などから試し弾きをします。「この音が近い」というパッチが見つかれば第一段階は完了です。
ステップ2:EASY EDITで3つのつまみだけ調整する
見つけたパッチを元に、EDITボタンを押してDRIVE(歪み量)とEFFECT(エフェクトの種類)だけを微調整します。細かいパラメーターは後回しにして、まず「大まかに気持ちいい音」を作ることが目標です。
ステップ3:WRITEでユーザーパッチに保存する
「これが自分の音だ」と思えたらWRITEボタンを押してユーザーパッチに保存します。U01から順番に保存していくことで、自分だけのパッチライブラリーが育っていきます。
この3ステップを繰り返すことで、自然とGT-1Bの各機能への理解が深まります。最初から完璧な音を作ろうとするのではなく、「少し気持ちいい音」を積み重ねていく感覚が大切です。
結論はまず試してみることです。
説明書が分厚くて読む気が起きない場合は、BOSS公式YouTubeチャンネルで公開されているクイックスタート動画を先に観ることをおすすめします。動画では本体の実際の操作を画面で確認しながら学べるため、文字だけの説明書より格段に理解が早まります。
BOSS公式サポートページ:GT-1B サポート総合(取扱説明書・動画・アップデートまとめ)