

毎日使っている化粧品に含まれる防腐剤が、肌内部のチオレドキシンを消失させていることをご存知ですか。
チオレドキシンという名前を初めて聞く方も多いかもしれません。これは植物・動物・人間を含むすべての生物の体内に存在する、低分子の抗酸化タンパク質です。生命維持に欠かせない成分として、医療分野でも以前から研究が進んでいます。
美容との関連で特に注目されるのは、チオレドキシンが持つ「細胞産生力を高める」という働きです。通常の抗酸化成分は酸化ダメージを防ぐ"盾"の役割にとどまりますが、チオレドキシンはそれだけでなく、皮膚の線維芽細胞の増殖を促すという"アクセル"の役割も担っています。
ファンケルがこの成分に着目したのは、40年にわたる無添加・アンチストレス研究の中でした。肌に刺激を与えるパラベンなどの防腐剤を添加した皮膚細胞を観察したところ、防腐剤の量に比例してチオレドキシンの遺伝子発現量が顕著に減少することが判明したのです。これは単なる老化ではなく、スキンケア習慣そのものが肌老化を加速させていた可能性を示す、衝撃的な発見でした。
つまり、チオレドキシンを守ることと、補うことの両方が美肌の鍵だということですね。
【ファンケル公式】チオレドキシン研究ストーリー|防腐剤とチオレドキシン減少の関係について研究者が詳しく解説
チオレドキシンが美容成分として特異なのは、表皮と真皮の「両方」に同時にアプローチできる点です。多くのエイジングケア成分が表皮への保湿や表面的なアプローチにとどまる中、チオレドキシンは皮膚のもっと深い部分まで働きかけます。
ファンケルの研究では、3次元皮膚モデルにチオレドキシンを添加した結果、以下のタンパク質の発現量が増加することが確認されています。
特に注目すべきは弾性線維(エラスチン)への影響です。摘出した皮膚にチオレドキシンを塗布し5日後に3次元観察を行ったところ、弾性線維が増え、表面に向かって直線的に伸びた様子が確認されました。
これは重要な発見です。
従来、一度変性・消失した弾性線維は再構築が困難とされていました。しかしファンケルの研究では、チオレドキシンの塗布によってその再構築が促進される可能性が示されたのです。つまり「諦めていたたるみやシワへのアプローチ」に新たな可能性が生まれたということですね。
【ファンケル研究開発レポート】チオレドキシンが皮膚内部の線維構造を改善することを発見|組織透明化技術を用いた3次元観察の詳細データ
チオレドキシンには重要な性質があります。酸化ストレスにさらされると「不活性型」に変質してしまい、働きを失ってしまうのです。これが美容液に配合する上での最大の難点でした。
活性型でなければ意味がない、ということですね。
ファンケルが2024年にコアエフェクターをリニューアルした際、最大の進化ポイントがまさにこの「活性型を保ちながら届ける」技術でした。具体的には以下の2つの工夫が加えられています。
| 進化ポイント | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 🔬 進化① ナノカプセル化 |
毛穴の1/5000サイズ(ナノスケール)にカプセル化 | 活性型を保ったまま角層深部まで届ける |
| 🌿 進化② シルクツリーエキス配合 |
ネムノキ樹皮エキスを新配合 | 肌内部で不活性化したチオレドキシンを活性型に回復させる |
毛穴の1/5000というサイズ感は、ピンとこないかもしれません。毛穴の直径がおよそ0.2〜0.5mmとすると、ナノカプセルはその5000分の1ですから0.00004mm程度。細胞の表面にあるごく微細な隙間をも通り抜けられるほどの小ささです。これにより、従来は届きにくかった角層の深部にまでチオレドキシンを輸送することが可能になりました。
シルクツリーエキスについても見逃せません。肌の外からだけでなく、肌の中に入ってからも「活性型チオレドキシンを維持・回復させる」というアプローチは、従来の化粧品にはなかった発想です。
これが基本です。
ファンケルが1980年代から一貫してこだわり続けてきた「無添加」。当初は肌トラブルを防ぐための安全策という位置づけでしたが、40年間の研究を経て、その先にもっと大きな発見がありました。
防腐剤フリーであり続けたことが、チオレドキシン研究への道を開いたのです。
ファンケルの研究者たちは、パラベンをはじめとする一般的な防腐剤を継続して皮膚細胞に与えた場合、チオレドキシンが消失するだけでなく、細胞そのものの増殖能力が下がることを突き止めました。逆に言えば、防腐剤フリーの処方で肌をケアし続けた場合、チオレドキシンが正常に働き続け、ハリ・弾力・潤い・透明感が自然と高まるというデータも得られています。
実際のコアエフェクターには防腐剤(パラベン・フェノキシエタノール)、合成香料、合成色素、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤が一切配合されていません。これは単なるマーケティング訴求ではなく、40年間の研究成果から導き出された科学的な理由があります。
肌にとって正しいことを続けた結果として辿り着いた成分が、チオレドキシンだったということですね。
【現代メディア・美容ジャーナリスト齋藤薫氏寄稿】ファンケルの「無添加」研究が生んだチオレドキシン発見の経緯と、肌老化への革命的アプローチについて
チオレドキシンが優れた成分であることは分かっていても、化粧品に安定して配合することは容易ではありませんでした。最大の課題は「原料の確保」と「品質の安定性」にありました。
ファンケルの研究者が着目したのは、酵母(サッカロミセス)とコメを組み合わせた独自の発酵製法です。コメ発酵液に含まれるチオレドキシンを活用するというアプローチですが、使用する酵母の種類だけでも数十〜数百種類が存在し、培養温度・期間・条件によってチオレドキシンの含有量は大きく変わります。
さらに発酵過程で生じるアルコールの除去、特有のにおいの処理も大きな技術的課題でした。
これが条件です。
最終的に「サッカロミセス/コメ発酵液」として成分表記されるのがコアエフェクターの主役成分です。ガラクトミセス発酵液とよく混同されますが、サッカロミセスとガラクトミセスは似て非なるもの。同じ発酵液でも、どの酵母を使いどのような条件で培養するかによって、含まれる成分は根本的に異なります。チオレドキシンを安定して得られる製法はファンケル独自のものです。
コアエフェクターは「先行型エイジングケア美容液」という位置づけです。この「先行型」という言葉が使い方の核心を示しています。
正しいスキンケアの順番は次のとおりです。
洗顔直後は化粧水や他のスキンケアの成分が肌に残っていない状態です。この「まっさらな肌」にコアエフェクターを使うことで、チオレドキシンが妨げなく角層深部まで届きます。「ブースター(導入美容液)」と混同されやすいですが、両者は目的が異なります。ブースターは化粧水などのなじみをよくするためのものですが、コアエフェクターはエイジングケアそのものを担う美容液です。
使用量は1回2プッシュが目安です。手のひらに出して顔全体に優しくなじませます。
朝晩どちらも使用できます。
防腐剤フリーであるため、開封後は60日以内に使い切ることが推奨されています。
これが原則です。
2024年のリニューアル前に実施されたモニター調査(87名・30日間)では、使用感満足度94%という結果が報告されています。
年代別の主な声を見ると、30代の乾燥肌モニターからは「1本使い終えて肌がなめらかに安定した」、40代からは「翌朝の肌変化が感じられ手応えがある」、50代からは「周りからも肌の調子を褒められた」、60代からは「メイク崩れが少なくなり、すっぴんでもふっくら感が出た」といった声が寄せられています。
これは使えそうですね。
特筆すべきは、チオレドキシンのような細胞レベルへの働きかけを行う成分は、即効性よりも「継続使用によって高まる」タイプであるという点です。細胞の産生サイクルに働きかける性質上、使い続けることで実感が積み重なっていきます。1本(18mL・約30日分)を目安に、最低でも2〜3ヶ月の継続使用が推奨されています。
継続が条件です。
従来のエイジングケアは「コラーゲンを外から補う」「ヒアルロン酸で保湿する」という"補充型"のアプローチが主流でした。しかしチオレドキシンが示すのは、それとは根本的に異なる考え方です。
外からコラーゲンを補うだけでなく、肌自身がコラーゲン・エラスチンを作り出す力を高める。これが「産生力向上型」のエイジングケアです。
ファンケルの研究者・石渡潮路氏は次のように語っています。「チオレドキシンが優れているのは、酸化から肌を守るだけでなく、肌細胞の産生力までアップしてくれる点。真皮ではコラーゲンやエラスチンを、表皮では基底膜や角層をスムーズに生み出せるようアクセルの役割を果たす」。
さらに大きな視点で見ると、チオレドキシン研究はスキンケアの常識を変えつつあります。弾性線維は一度変性・消失すると再構築が困難とされてきました。しかしファンケルの研究ではその再構築促進の可能性が示され、「加齢による変化は不可逆ではないかもしれない」という新しい希望が生まれています。
意外ですね。
【OurAge】ファンケル研究員によるチオレドキシンの肌への働き解説|細胞産生力向上という新発想エイジングケアの詳細
コアエフェクターの全成分をベースに、主要成分の働きを整理すると以下のとおりです。
肌タイプ別の使用感としては、乾燥肌の方はみずみずしくさらっとしたテクスチャーで浸透しやすく、使用後の化粧水の肌への馴染みも向上します。混合肌・脂性肌の方も、ベタつきが少なくべたつかない処方のため朝晩どちらのケアにも取り入れやすいです。敏感肌の方にとっては、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤が一切含まれないため、刺激を受けにくい処方は安心材料になります。
肌質を選ばないのがこの美容液の強みです。
これはあまり語られることのない視点ですが、チオレドキシン研究が示した最も衝撃的な事実の一つは「一般的な化粧品に含まれる防腐剤が、肌のアンチエイジングを逆方向に進めている可能性がある」ということです。
多くの方が毎日コツコツとスキンケアを重ね、美容液や化粧水を丁寧に使っています。しかしもしそれらの製品に防腐剤が含まれていれば、毎日のケアが同時にチオレドキシンを消失させているかもしれない。これが読者の行動として最も見直す価値のある点です。
一般的な化粧品の多くにはパラベンやフェノキシエタノールが保存目的で配合されています。これらは法令上安全とされる範囲での使用であり、否定するものではありません。ただし肌細胞レベルでのチオレドキシンへの影響という観点では、継続的な添加によって発現量が有意に減少するというデータがファンケル研究から得られています。
この視点を活かすなら、エイジングケアの選択肢として「成分を補う」だけでなく「肌のストレスを減らし、自ら作り出す力を守る」というアプローチを同時に意識することが重要です。スキンケアの見直しというアクションは、シンプルに「使っている化粧品の成分表を一度確認する」ことから始められます。防腐剤フリーか否かを確認するだけで、スキンケアの見方が変わります。
コアエフェクターの現在の価格は以下のとおりです。
| タイプ | 価格(税込) | 内容量 | 使用目安 |
|---|---|---|---|
| コアエフェクター(専用ケース+レフィル) | 8,030円 | 18mL | 約30日分 |
| コアエフェクター(レフィルのみ) | 7,480円 | 18mL | 約30日分 |
1日あたりに換算すると、レフィルの場合で約249円です。朝晩使用を前提とすると1回約125円になります。先行型美容液として他のエイジングケア美容液と比較すると、専門的な作用機序と研究実績を持つ成分が配合されていることを考えれば、競争力のある価格設定といえます。
継続使用が大切な美容液であることを考えると、定期購入や楽天市場・Amazonなどでのリピート購入でコストを抑える方法も検討する価値があります。ファンケル公式オンラインでは定期便割引も用意されており、最大15%オフで購入できます。
コスパ面では定期便の利用がおすすめです。
防腐剤フリーのため開封後60日以内という使用期限がありますが、朝晩2プッシュずつで30日分の設計のため、正しく使い続ければ期限前に使い切れるよう計算されています。
コアエフェクターはスキンケアルーティンの「最初のステップ」として設計されているため、他の美容液との組み合わせが前提になっています。チオレドキシンで肌の土台を整えた後に、他の目的特化型の美容液を重ねるという考え方が理にかなっています。
例えばビタミンC系の美容液(ハリ・毛穴ケア)やナイアシンアミド系(くすみ・シミケア)との組み合わせは、相乗効果が期待できる組み合わせです。コアエフェクターが肌の産生力を高め土台を作ることで、続けて使う美容液の成分が活きやすくなるという仕組みです。
ただし注意点もあります。コアエフェクターをどの美容液よりも前に使うことが重要です。他の美容液を先に使うと、肌表面に成分の膜ができてしまい、チオレドキシンの到達深度が浅くなる可能性があります。「洗顔後すぐ=コアエフェクターが最初」というルールだけ覚えておけばOKです。
重ね付けの量も大切です。コアエフェクターの後に他の美容液を重ねる場合は、少量ずつ丁寧になじませながら重ねていきましょう。ファンケルショップでは無料の肌カウンセリング(所要約5分)も受けられるため、自分の肌状態を把握した上で他のアイテムとの組み合わせを相談することもできます。
【ファンケルオンライン】コアエフェクター商品ページ|使い方・成分・モニター評価の詳細情報

ファンケル (FANCL) (新) コアエフェクター レフィル 1本 18mL (約30日分) 無添加 ブースター 導入美容液 (乾燥肌/保湿/美容液) エイジングケア 詰め替え